USBメモリーにBluetoothマウス……、かわいくて精密な「フェイス」のクルマ雑貨！

誰だってひとつやふたつ、「憧れのクルマ」があるもの。しかし、憧れの対象はそう簡単に手に入るものではありません。では、その憧れをステーショナリーなどの身近な雑貨で、まず「所有してみる」のはどうでしょう？　石川県にある輸入卸業「フェイス」が扱うミニカー雑貨は、どれもリアルで精巧な造り。男女問わず、ちょっと欲しくなってしまう逸品です。

USBフラッシュメモリー「AutoDrive」（3,888円）は、憧れの名車（バイクを含む）18種類をラインナップ。容量は8GBと16GB（車種によって異なる）の2種類あり、季節限定品も展開されています。スケールは1/72で、タイヤは回り、パソコンへの接続時にはヘッドライトが点灯。データ読み込み時にはパッシングするという、気分を盛り上げてくれるギミックも満載です。

「AutoDrive」は、香港を拠点にダイキャストトイやスケールモデルを製造する「WELLY」の商品。WELLYは30年以上におよぶダイキャストモデル作りの経験を生かし、各実車メーカーのライセンスを取得しつつ、精密なミニチュアモデルを製造しているミニカーメーカーです。

フェイスとWELLYの出会いは数年前。フェイスの社員が海外で「AutoDrive」を見つけ、その精巧な造りとかわいらしさにひかれ、日本での総合代理店となるべく名乗りを挙げて、販売を始めたそうです。最初はWELLYの商品を輸入・卸という形で販売していましたが、次第にお客さんから「あのクルマはない？」「欲しい車種のAutoDriveがない！」といった声が届き、自社で企画開発・ライセンスの取得を行うようになり、少しずつ車種を広げてきたそうです。

ミニカーメーカーだったWELLY にとって、フラッシュメモリーの要素をミニカーに付与することは、簡単そうで難しく、かなりの時間を要したとか。

なんでも、当初販売していた商品はUSB端子がむき出しのままだったそうです。けれど、それでは見た目の印象が野暮ったいと、スライド式に改良することに。しかし、問題となったのは、まさにパソコンと接続するUSB端子（コネクター）の部分でした。

ダイキャスト製の部分は、WELLYのそれまでの実績から難なく形にすることはできましたが、金型の微妙な違いでUSB端子はスムーズにスライドできなくなるため、ボディ内部に格納する構造には、相当な時間が費やされたと言います。

このUSB端子を格納するスライド機構を完成させ、晴れて「いかにもUSB」といった見た目から、よりクルマ感をリアルに演出することに成功した「AutoDrive」。どうでしょうか、この仕上がり。もう、「オモチャの進化版」という位置付けではなく、立派なコレクションアイテムだと言ってもよさそうです。たしかなディテールと遊び心溢れるギミックは、プレゼントにもぴったり。

注目はUSBフラッシュメモリーだけではありません。「CLICK CAR MOUSE」（5,537円）は、ミニカー型をしたコンピュータマウス。ワイヤレスマウスなので、一見するとミニカーがパソコンの横に置かれているに見えて、デスク周りが楽しくなります。「MINI COOOPER S」や、「Fiat 500 [2007]」などラインナップも楽しいクルマばかり！

こちらのスバル360は、各種スマートフォンに対応した、Bluetoothワイヤレス・スピーカー（5,184円）。充電式で約8時間連続再生可能（再生条件によって異なる）だから、どこでも持ち運びが可能です。さらに、マイクも内蔵されているから通話もできます。

「フェイス」が取り扱うクルマ雑貨はどれもリアルで遊び心たっぷり、だけどちゃんと仕事もできるスグレものばかりです。そのほかにも、人感センサーライトやキーチェーン、子ども用のバックパック、モバイルバッテリーとラインナップも豊富なので、あれこれチェックしてみてくださいね！

▼株式会社フェイス
http://www.autodrive.jp/
▼CAMSHOP
http://camshop.jp/

（取材・文：別役ちひろ　編集：木谷宗義＋ノオト）

[ガズー編集部]