モータースポーツの聖地、富士スピードウェイに恐竜の王国が出現!? 「富士ジュラシックウェイ」はお父さんの頼もしい味方
今度の週末は、家族揃ってのレース観戦。レースの合間に、「どこかに行きたい!」と子どもがせがんでくる……。そんなお父さんを助けるため、あの子どもの人気者たちが富士スピードウェイの一角に誕生しました!
恐竜の住処はトヨペット100Rコーナーの内側に……
富士スピードウェイレーシングコースにある大きなコーナー、「トヨペット100Rコーナー」の内側にその施設はあります。コーナー沿いに続く、木々が茂る小径を進んでいくと……。
恐竜たちが我が物顔で暮らす、富士ジュラシックウェイに辿り着きます。
展示される恐竜は14種類。全長が10メートル以上の迫力ある恐竜や、センサーにより近づくと動き始める恐竜が、園内のいたるところで子どもたちを待ち構えています。
入場者の様子をうかがう恐竜たち
ゲートをくぐってすぐのところで、草食恐竜ブラキオサウルスがお出迎え。後ろの木々からもわかるように、その頭は大人をも見下ろす高い位置にあります。
各恐竜の足元には、解説の記されたプレートが設置されています。また、オフィシャルサイトにも各恐竜の解説が掲載されているため、事前に目を通しておけば、子どもとの会話もより弾むでしょう。
次に遭遇するのは、草食恐竜のステゴサウルスの親子。まるで隠れるような姿勢ですが、特徴的な背中の突起が目立ちます。
草食恐竜のイグアノドン。近年、恐竜たちも子育てをしたという説が出ており、園内の恐竜たちも、孵化した子どもを大切に育てているようです。
草食恐竜のシュノサウルス。長いしっぽの先には突起がついており、身を守るための武器として使ったとされています。
草食恐竜エリアを抜け、肉食恐竜エリアに入ります。肉食恐竜のアロサウルスはノコギリのように鋭い歯で、草食恐竜の皮膚を引き裂いたとされています。
茂みの中から飛び出してきたかのような、大型肉食恐竜スピノサウルス。特徴的な背中の帆は、体温調節のためのものとされています。
頭部に一対の鶏冠(トサカ)を持つ肉食恐竜ディロフォサウルス。鮮やかな色合いのエリが目立ちますが、実際のディロフォサウルスにはなかったそうです。
大きな翼を広げあう二匹の翼竜プテラノドン。空から海へと急降下し、魚を補食していたと考えられています。
堅く、ドームのような頭が特徴の草食恐竜パキケファロサウルス。石頭恐竜とも呼ばれています。
首を伸ばして草木をついばむ大型草食恐竜のマメンチサウルス。他の草食恐竜と比べ、一際、長い首を持っています。
草食恐竜のパラサウロロフス。鼻から後頭部に伸びた突起の中には鼻腔(鼻の穴)が通っており、この穴を使って鳴いたと考えられています。
園内の一番奥にて、ついに登場! 肉食恐竜のヒーロー、ティラノサウルス(T-レックス)。近年、ティラノサウルスを含めた一部の肉食恐竜は、身体の表面に羽毛を持っていたとされています。
頭の上の突起が特徴の肉食恐竜カルノタウルス。後ろ足はティラノサウルスよりもたくましく、速く走れたそうです。
最後に登場するのは草食恐竜のヒーロー、トリケラトプスの親子。その名前は「顔に3本の角を持つ」という意味を持っています。
この後、急に小径の時代が進み、恐竜たちの骨(骨格標本)が残る「絶滅の森」へと進みます。
かつて、地球上の王者として君臨した恐竜たち。骨となった姿からは、どこか悲しみが伝わってきます……。
お父さんの方が夢中になるかも?
基本的に富士スピードウェイが開いている日は、富士ジュラシックウェイも営業しています。園内は一時間ほどで見て回れるので、レースとレースの合間に訪れることも可能です。富士スピードウェイ広報の方の話によれば、親子でのリピーターも多いそう。夏場に訪れるなら、念のために虫除けを用意しておきましょう。
(取材・文・写真:糸井賢一 編集:木谷宗義+ノオト)
<関連リンク>
富士ジュラシックウェイ
http://www.fjw.jp/
[ガズー編集部]
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