エンケイがふるさと納税の返礼品にアルミホイールを提供!その狙いは?

ご当地グルメなどが返礼品の代表例である「ふるさと納税」ですが、近年はバラエティ豊かな返礼品が増えています。そんな中、静岡県浜松市と磐田市の返礼品に世界トップブランドのホイールメーカー「エンケイ」のアルミホイールが登場。エンケイ株式会社企業広報グループの寺田孝佳さんにふるさと納税参入の経緯をお伺いしました。

ふるさと納税に参入したきっかけ

このふるさと納税の内容は、静岡県の浜松市、もしくは磐田市のふるさと納税をした人に、返礼品としてエンケイのホイールが送られるというものです。また、エンケイはホイール以外にも飲食店や雑貨店を運営しているので、その中にある飲食店「むつみ屋」で提供されている餃子もホイールと同時に返礼品としての提供を開始しました。

浜松市の返礼品は軽自動車向けのラインアップとなっており、磐田市はより上級となる国産セダン向けのラインアップとなっています。地元産のエンケイホイールであることはもちろん、餃子も浜松市の名物である浜松餃子であり、工業からも食からも浜松市を感じられる返礼品となっています。

エンケイがふるさと納税に参入したきっかけとして、浜松市からの打診があったそうです。

「近年話題となっているふるさと納税ですが、目新しさがなくなってきているのも事実です。そこで何か出品してほしいとお声がけいただきました。それに応えるべく、浜松、磐田で造り続けて長い歴史がある我々のアルミホイールと、浜松を代表する餃子を提案させていただきました」(寺田さん)

市場を反映したラインアップ

返礼品のホイールラインアップも、ただ単純にブランドイメージを代表するものだけでなく、よりユーザーに親しみを持っていただけるラインアップを意識したそうです。

「ホイールというパーツは装着できるクルマとできないクルマが分かれます。クルマに詳しい方ならその判別ができるのですが、返礼品となるとそうはいきません。そこで浜松市の方は分かりやすく、共通しているサイズが多い軽自動車向けのラインアップとしました。磐田市の方は比較的高額な納税をされる方がいらっしゃるとのことで、より上級車種である国産セダン向けをご用意しました」(寺田さん)

反響は上々、質問にもスピーディーに対応

実際に返礼品として提供を開始したところ、想像以上の反響があったそうです。

「高額な返礼品ということもあり、我々も正直『問い合わせが来ればいいなぁ』くらいの温度感でした。しかし実際に提供開始すると、ホイールを目当てにふるさと納税をしてくださる方が多くいらっしゃいました」(寺田さん)

また、興味を持った方からの問い合わせもあり、そのような問い合わせにも柔軟に対応しているとのこと。

「返礼品を始めると『自分の愛車には取り付け可能なの?』といった質問をふるさと納税の窓口を通していただくことが増えました。そのようなご質問に対しても、webにてスピーディーかつ柔軟に対応しているので、お気軽にお問い合わせいただければと思います」(寺田さん)

メイドインジャパンを浜松から発信!

2019年10月10日から提供を開始したため、まだまだこれからというエンケイのふるさと納税。今後はどのような展開を考えているのでしょうか?

「まずは我々がふるさと納税に提供しているという認識を広めることですね。自動車用ホイールを返礼品にしている自治体は少ないので、変わり種として注目していただければと思います。また、アフターパーツとしてのアルミホイールは日本製が少なくなっているのも事実です。メイドインジャパンをアピールして、このふるさと納税を伸ばせればと考えています」(寺田さん)

アルミホイールはもちろん、それ以外にも様々な事業に取り組み、地元浜松、磐田の地域活性化や文化発信を大切にしているエンケイ。今回のふるさと納税参入は、そんなエンケイのスピリットが感じられる内容となっています。

(取材・文:西川昇吾 写真:エンケイ株式会社、西川昇吾 編集:奥村みよ+ノオト)

[ガズー編集部]

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