家族でサーキット走行が楽しめる! ツインリンクもてぎの「サーキットクルーズ」
モータースポーツに興味がある人なら、一度は「サーキットを走行してみたい」と思うもの。そんなニーズに応えるため、各サーキットでは手軽でリーズナブルにサーキット走行が楽しめるお試しプランを用意しています。今回は、ツインリンクもてぎで実施されているサーキット走行プラン「サーキットクルーズ」を取材してきました。
ファミリーにもアトラクション感覚で楽しんでもらいたい
サーキットイベントのない日に開催されるサーキットクルーズ。ツインリンクもてぎのレーシングコースをライセンス不要で走行でき、ヘルメットやレーシンググローブといった装備も必要ありません。参加料金はクルマ1台につき3,500円(ツインリンクもてぎへの入場料別)で、定員までの乗車が認められています。
株式会社モビリティランドの広報宣伝催事課、上野一郎さんのお話によると、サーキットクルーズはツインリンクもてぎオープン時にあった「ファミリードライブ」が元となっており、「サーキットを手軽に走ってみたい」というモータースポーツファンの声に応えて今の形式になったそうです。
また、ツインリンクもてぎの敷地内にあるアトラクション施設「モビパーク」やテーマ施設「ハローウッズ」に訪れたファミリーに、アトラクション感覚で楽しんでもらうことも目的としています。そのため「ホテルツインリンク」や「キャンプヴィレッジ」の宿泊客には、参加料金の割引サービスが適用されます。
確実に走るためには事前の予約を
サーキットクルーズの開催日は、ツインリンクもてぎの公式サイト内に掲示されます。ライセンス会員の走行時間や、走行会で利用するグループの休憩時間を利用しているため、多くの場合、開催時間はお昼前後となっています。
申し込み方法は電話予約と、コントロールタワーに訪れての予約との2通り。当日の申し込みも可能ですが、受付台数は一度の走行枠で30台(受付順)と決まっています。週末や夏休み期間中は台数がいっぱいになってしまうこともあるので、希望日が決まったら事前に予約をしておきましょう。
サーキットの走行だけでなく、スターティンググリッドで記念撮影も
当日、参加者はパドックに駐車しているペースカーの近くにクルマをとめ、コントロールタワー1Fで受付を行います。
走行時間の25分前になったら、コントロールタワー内ブリーフィングルームにて「走行説明会」が始まります。受付と参加料金の支払いが済んでいても、この走行説明会に参加しなければ走行資格は得られないので注意しましょう。
スタッフよりレーシングコースの解説や走行手順、ルールとマナーの説明が行われます。ファミリー向け(お子さん連れ)の企画ということもあり、クイズを交えて進行していました。
説明会の終了後、参加者はそれぞれのクルマへと移動。スタッフの指示により、ペースカーを先頭とした列が作られます。全車の準備が整ったら、いよいよコースイン。まずはレーシングコースの内側にある西コースを走行し、ホームストレートに戻ってきたら指定されたスターティンググリッドにつきます。
全車の停車が確認されたら、記念撮影の始まりです。フラッグやピットボードといった撮影用アイテムが用意され、スタッフに声をかければ撮影もしてくれます。
およそ15分で記念撮影の時間は終了。参加者全員がクルマに乗ったのを確認後、ペースカーが出発。コース走行が始まります。
各車はペースカー、あるいは前を走行する参加車両に付いてレーシングコースを2周します。その日の天候やコースのコンディションにもよりますが、ストレートは時速80~100km、各コーナーは時速40~50kmで走行します。前を走行する車両が停車などしない限り、追い越しは禁止されています。
ブリッジからチェッカーが振られたら走行は終了。ペースを落としてもう1周し、ペースカーに付いてコースから出ます。
この後、コントロールタワーの受付で「走行記念カード」を受け取り、「サーキットクルーズ」は終了となります。「走行記念カード」はハロウィンやクリスマスなど、参加した期間により限定版カードが発行されます。
冒頭でも記しましたが、「サーキットクルーズ」はレースやイベント日では開催されません。レース観戦ついでの参加はできませんが、「モビパーク」や「ハローウッズ」、ツインリンクもてぎ近くの観光地に訪れた際に、お友達や家族と一緒にサーキット走行を体験してはいかがでしょう?
(取材・文・写真:糸井賢一 編集:奥村みよ+ノオト)
<関連リンク>
ツインリンクもてぎサーキットクルーズ
https://www.twinring.jp/ms-amuse_m/
[ガズー編集部]
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