レクサスLXの先進機能 その⑥…アダプティブハイビームシステム――安全かつ他者にもやさしいハイビーム

暗い夜道で視界を確保するには、遠くまで照らせるハイビームが有効です。しかし、ハイビームの使用は、先行車や対向車の乗員を眩惑させるおそれがあります。レクサスのアダプティブハイビームシステム(AHS)は、ウインドシールドガラスに搭載した光検出用カメラで先行車のテールランプや対向車のヘッドライトを判別。ハイビームの照射範囲内に車両があると、LEDの点灯・消灯を制御して、先行車や対向車に直接ハイビームを当てないよう、部分的に遮光します。遮光範囲は対象となる車両の移動に合わせて自動調整されるので、ドライバーは特別な切り替え操作をする必要がありません。常にハイビームを選んだまま、他車両のドライバーを幻惑することなく、夜間走行を続けることができるのです。

レクサスLXはロービームとハイビームを1ユニット化した三眼フルLEDヘッドランプを搭載。アダプティブハイビームシステムで、夜間の視認性向上に寄与します。

アダプティブハイビームシステムは、先行車や対向車を検知すると、光軸の方向を変えながら部分的にLEDを遮光。対象となる車両のドライバーに幻惑を与えることなく視界を確保します。
アダプティブハイビームシステムのスイッチは、運転席右側のインストルメントパネル上(写真右端)に配置されています。あえて手動でハイビームとロービームを切り替えることも可能です。
先進的なデザインを特長とする、レクサスLXのヘッドランプ。片側あたり6個の高輝度LEDが使用されています。

[ガズー編集部]