オートザム・レビュー…なつかしい日本のコンパクトカー

今回は、多くの人に親しまれた、日本のコンパクトカーを特集。1980~90年代に生まれた昔なつかしい車種を中心に、週替わりで紹介いたします。

オートザム・レビュー

マツダが5チャンネル販売体制をとっていた1990年に、軽自動車のキャロルに次ぐオートザム店専売モデルとしてデビューしたコンパクトカー。全長に対して全高を高めに設定し短いトランクを持つプロポーションを、自ら「2.5ボックス」と称していた。

キャロルや同門のフォード・フェスティバと同様に、キャンバストップがオプション設定された4ドアセダンボディーで、キャロルの延長線上にある曲線主体で愛嬌(あいきょう)のあるルックスから明らかなように、ターゲットは若い女性。イメージキャラクターには、個性的なアイドルとして女性からの人気も高かった、キョンキョンこと小泉今日子を起用していた。

機構的には、1.3リッター/1.5リッターの直4エンジンによるFFという、小型車としてはごく一般的なもの。ファニーな姿にもかかわらず、中身はパッケージングを追求した真面目なセダンだった。しかし、そのスタイルは万人向けとは言いがたく、プロモーションが女性に寄りすぎていたこともあって、ヒット作にはならなかった。

[ガズー編集部]