【トヨタ WEC】2019-2020 第7戦 TOYOTA GAZOO Racing 初日の予選を1-2で終え、明日の「ハイパーポール」へ

9月17日(木)、88回目を迎えるFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦、ル・マン24時間レースが幕を開けました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、伝統のル・マンでの3連覇へ向け、初日の予選で最速タイムをマークするなど順調なスタートを切りました。

ドライバーコメント等、詳細はこちら(TOYOTA GAZOO Racing)

WEC 2019-2020 第7戦 ル・マン24時間レース 予選結果:LMP1クラス

順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
12 3:17.089
2 8 セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
13 3:17.336
3 1 ブルーノ・セナ
グスタボ・メネゼス
ノルマン・ナト
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
12 3:21.598
4 4 オリバー・ウェッブ
トム・ディルマン
ブルーノ・スペングラー
バイコレス・レーシング・チーム/
エンソ・CLM P1/01・ギブソン
12 3:24.468
5 3 ロマン・デュマ
ルイ・デレトラズ
ナタナエル・ベルトン
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
11 3:24.632

走行初日となったこの日は、午前10時からの2回の練習走行に続き、明日金曜日に行われ決勝のスターティンググリッドを決定する「ハイパーポール」への進出権を賭けた予選が行われる忙しい一日となりました。「ハイパーポール」には今日の予選での各クラス上位6台が進出。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、LMP1クラスを争う3台のライバルとともに「ハイパーポール」を争い、4年連続でのポールポジション獲得を目指します。
現在のWECポイントリーダーであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスがドライブするTS050 HYBRID 7号車がこの予選で3分17秒089という最速タイムをマーク。2018年、2019年のル・マン覇者であるセバスチャン・ブエミと中嶋一貴、加えてブレンドン・ハートレーが組むTS050 HYBRID 8号車は、1周13.626kmのラップタイムで、チームメイトから0.247秒遅れの2番手につけました。
現状を鑑みて、今年のル・マン24時間レースは、多くの変更を余儀なくされました。通常であればレースの2週間前に行われてきたテストデーは実施されず、レースカーがサルト・サーキットを走るのは昨年6月のレース以来となります。
最新のローダウンフォース仕様TS050 HYBRIDでル・マンを走るのは初めての機会となります。TOYOTA GAZOO Racingは朝からの公式練習など、合計で約11時間にわたる走行セッションをフルに活用し、週末のレースへの準備を整えます。
午前10時からの3時間にわたる公式練習セッションで、最初にル・マンのコースへと出たのはブエミでした。チームはこの時間を使って、ローダウンフォース仕様の空力特性を分析し、長く、高速なミュルサンヌストレートと、ポルシェコーナーなどでのダウンフォースの妥協点を見出すべくセットアップの最適化作業を続けました。
それぞれの走行セッションの間に設けられたインターバルが短く、ドライバーやチームメンバーは、ミスやトラブルの許されないプレッシャーとも戦わなくてはなりませんでした。彼らのハードワークにより、公式練習1回目は大きな問題なく終わり、中嶋が8号車でマークした3分21秒656が最速タイム。そして7号車の小林が0.334秒差のタイムで2番手となりました。
60分間のインターバルを経て、再開された3時間の公式練習2回目では、チームは更なるセットアップを進め、タイヤパフォーマンスの分析や、メカニカル及びハイブリッドのセッティングを続けました。このセッションはLMP2車両のアクシデントにより2度の赤旗中断を余儀なくされましたが、再び8号車がブエミによりトップタイムをマーク。7号車はコンウェイが0.892秒差の2番手で続きました。
3時間ずつ2回の練習走行セッションで、2台の合計127周、1730kmを走破したチームは、気温が29度に達する暑い一日となる中、予選へ向けた準備を進めました。
ル・マンで2017年にコースレコードを記録している小林と、2度のポールポジションを獲得している中嶋が、7号車と8号車でまず予選のアタックを開始。セクター1とセクター2では中嶋が最速のペースでしたが、セクター3で逆転した小林がトップタイムをマーク。
その後、全てのドライバーが予選セッション中に走行しましたが、新品タイヤと少な目の燃料で最初にアタックした小林と中嶋のタイムは更新できず、予選は7号車がトップ、8号車が2番手で、そこから4.262秒遅れのレベリオン1号車が3番手で続いています。
今日木曜日の24時間レースへ向けた準備はまだ終わらず、この後4時間にわたる夜間走行セッションが控えています。そして、明日18日(金)は決勝のスターティンググリッドを決定する「ハイパーポール」が現地時間11時半から開始されます。

[ガズー編集部]

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