日産 フェアレディZ 432(後編)-試乗インプレッション

実際に「フェアレディZ 432」に乗り込み、テストドライブへ。市販車ながらレーシングカー独特の硬質な音を響かせるエンジンは、1960年代の半ば、まだ日産と合併する前のプリンス自動車工業が開発し、速度記録にも挑戦したレーシングカーの「R380」の流れを汲むもの。生粋のレーシングユニットを起源とするため、優れた回頭性やガッチリとしたステアリングは、当時の日本の水準を大きく超えた仕上がりに。日本が世界に誇れるリアルスポーツカーの1台を試乗インプレッション!