新型シエンタの使い勝手を竹岡圭が徹底解説
フルモデルチェンジで3世代目へと進化した「シエンタ」。新しくなったデザイン、そして注目のユーティリティーについて、モータージャーナリスト竹岡 圭が解説する。
今回のシエンタで私が最も感心したポイントは、何を隠そう“グリップ”でした(笑)。運転席&助手席のドアを閉める時に使う、ドア内側のグリップと、後部座席のスライドドアの開口部付近に設けられた、乗降時につかむグリップです。
なんだそりゃ? と思われた方も多いかもしれませんね。まず、運転席&助手席のグリップは、窓枠のすぐ下に付いています。横に長~く設けられています。しかも、取っ手が出っ張っているのではなく、“溝状に彫られている”ので、デザイン的にもさりげなくて、気がつかない方がいらっしゃるかもしれません。そう、見た目も大事!
そして、なぜこれが便利かといいますと、ドアを全開近くまで大きく開いた状態でシートに座りドアを閉める、なんていうとき、小柄な私などは取っ手に手が届かないことが多いからなんです。通常インナードアハンドルのすぐ近くにグリップといいますか、ドアを閉める時に指先を掛けられるくぼみがあると思うのですが、そこだと位置が低すぎるし、やっぱり手が届かないことが多いんですよね。
ところが、新型シエンタのグリップは高めの位置に30cmくらいの幅で設けられているので、スッと手が届くんです。地味なようで、これ、かなり便利です。
そしてスライドドア開口部の乗降用グリップはどうでしょう? 上下の長さ、60cmくらいはあるのではないでしょうか? いや、80cmくらいはあるかな? 今度正確に測ってみたいと思いますが、とにかく縦に長いんですよね。
しかも、実際に手を添えないと気がつかないくらいさりげないので、デザイン的にも素晴らしいと思うんです。出っ張っていないので、乗り降りの際にぶつからないですしね。
以上、すごく地味だけれど(笑)、新型のイチオシ感動ポイントということで、紹介させていただきました!
(文:モータージャーナリスト・竹岡 圭)
[GAZOO編集部]
【動画】「トヨタ・シエンタ」試乗編
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