【エスクァイア TRDカスタム 試乗】見た目はより柔らかく、走りはより引き締まった…諸星陽一
TRDのヒットパーツ、ドアスタビライザーが『ノア』『ヴォクシー』『エスクァイア』に対応した。
試乗車として用意されいてたのは、エスクァイア。エクステリアはフロントスポイラー、サイドスカート、リヤバンパーハーフスポイラーの3点セットを基本に、フロントグリル、リヤライセンスガーニッシュ、サイドガーニッシュ、バックドアガーニッシュ、ウィンカーバルブセット(前後)、ドアハンドルプロテクターが装着されている。
ノア、ヴォクシー、エスクァイア3兄弟のなかでエスクァイアは内装関係にプレミアム感があり、ほかの2車と一線を画する。しかし、そのいかついグリルまわりに違和感を持つユーザーも多く、エクステリアはノアのように柔らかいイメージにすることを目的としてる。内外装、クルマ全体から伝わってくるイメージは上質なもので、エスクァイアの押し出し感は上手く抑えられている。
機能的パーツとしては、ドアスタビライザー&ブレースセットとTRDスポルティーボサスペンションセット。ドアスタビライザーは『86』登場時に開発されたもので、ドアとボディの結合力を高めるパーツ。86に続いて、『アルファード』&『ヴェルファイア』用がリリースされ、開口部の大きな同車での効果が非常に高いことで一躍注目を浴びた。このアルファード&ヴェルファイア用での効果が話題となり、5ナンバー系ミニバンであるヴォクシー、ノア、エスクァイア3兄弟用パーツの登場が待たれた。
アルファード&ヴェルファイアではサイドのスライドドアのブレースを強化することで対応できたが、5ナンバー系ではその強化できる形状のブレースがないため、ブレースを強化して対応している。
試乗車にはスプリング&減衰力を強化したTRDスポルティーボサスペンションセットが装着されていたが、ボディの剛性不足のようなものは感じることがなく、ビシッと引き締まったフィーリングでクルマを走らせることができる。タイヤもグリップの高いものに変更されているが、ステアリング操作やブレーキングによってもボディがずれるような印象はなく、4輪のタイヤがしっかりと正しい向きを向き、正しい動きをしている印象。
サスペンションを硬く、ボディを硬くしているが、乗り心地のスポイルはほとんどない。セカンドシートに乗ると少しだけ硬い印象があるが、いわゆるチューニングサスペンションを組んだだけのクルマとは異なり、全体としてまとまり感が得られているので、嫌みはほとんどない。
諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。
(レスポンス 諸星陽一)
試乗車として用意されいてたのは、エスクァイア。エクステリアはフロントスポイラー、サイドスカート、リヤバンパーハーフスポイラーの3点セットを基本に、フロントグリル、リヤライセンスガーニッシュ、サイドガーニッシュ、バックドアガーニッシュ、ウィンカーバルブセット(前後)、ドアハンドルプロテクターが装着されている。
ノア、ヴォクシー、エスクァイア3兄弟のなかでエスクァイアは内装関係にプレミアム感があり、ほかの2車と一線を画する。しかし、そのいかついグリルまわりに違和感を持つユーザーも多く、エクステリアはノアのように柔らかいイメージにすることを目的としてる。内外装、クルマ全体から伝わってくるイメージは上質なもので、エスクァイアの押し出し感は上手く抑えられている。
機能的パーツとしては、ドアスタビライザー&ブレースセットとTRDスポルティーボサスペンションセット。ドアスタビライザーは『86』登場時に開発されたもので、ドアとボディの結合力を高めるパーツ。86に続いて、『アルファード』&『ヴェルファイア』用がリリースされ、開口部の大きな同車での効果が非常に高いことで一躍注目を浴びた。このアルファード&ヴェルファイア用での効果が話題となり、5ナンバー系ミニバンであるヴォクシー、ノア、エスクァイア3兄弟用パーツの登場が待たれた。
アルファード&ヴェルファイアではサイドのスライドドアのブレースを強化することで対応できたが、5ナンバー系ではその強化できる形状のブレースがないため、ブレースを強化して対応している。
試乗車にはスプリング&減衰力を強化したTRDスポルティーボサスペンションセットが装着されていたが、ボディの剛性不足のようなものは感じることがなく、ビシッと引き締まったフィーリングでクルマを走らせることができる。タイヤもグリップの高いものに変更されているが、ステアリング操作やブレーキングによってもボディがずれるような印象はなく、4輪のタイヤがしっかりと正しい向きを向き、正しい動きをしている印象。
サスペンションを硬く、ボディを硬くしているが、乗り心地のスポイルはほとんどない。セカンドシートに乗ると少しだけ硬い印象があるが、いわゆるチューニングサスペンションを組んだだけのクルマとは異なり、全体としてまとまり感が得られているので、嫌みはほとんどない。
諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。
(レスポンス 諸星陽一)
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