【BMW Z4 新型試乗】3世代目はかなり“攻め”の仕上がり…九島辰也
◆ヨーロッパ最西端で新型 Z4 に乗る
2018年夏のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表された新型 BMW『Z4』に、10月の下旬ポルトガルの首都リスボン近郊で試乗してきた。
BMWスタッフがどれだけポルトガルが好きなのか!というくらいこの地で昨今国際試乗会が行われている。もちろん、秋から冬にかけての天候や渋滞の少ない交通事情云々を鑑みれば、この選択はかなりグッド。さらに言えば、今回はオープンエアモータリング。ヨーロッパ最西端で大西洋の風を感じるルートにこのクルマがマッチするのは言わずもがなだ。
◆“M”要素てんこ盛りな「M40i」に試乗、だが最大の話題は…
そのZ4はすでに日本でもファースト・エディションがBMWジャパンのHPで公開されている。限られてはいるがスペックもチェックできる。今回ステアリングを握ったのはまさにそれと同じで、モデル名は「M40i」となる。搭載されるエンジンは3リットル直6ツインパワーターボ。最高出力は340ps、最大トルクは500Nmを発生させる。0-100km/h加速は4.6秒だ。
このモデルは “M”の称号がついていることからもわかるように、エクステリアではM専用のチンスポイラー、リアスカート、ディフューザーなどのエアロダイナミクス・パッケージが装着される。ハードウェアではMスポーツブレーク、Mスポーツ・ディファレンシャルも見逃せない。要するにかなりてんこ盛り。
ただ、最大の話題はトップ。というのも従来型がZ折のメタルトップだったのに対しソフトトップが採用される。目的は軽量化による走りの向上。それとトランク容量アップとなる。開閉時間はおよそ10秒。時速50キロ以下なら走行中も稼働可能だ。
◆『スープラ』の存在が見え隠れする
実際に走らせた印象だが、はじめに感じたのはクイックなステアリング。これはドライブモードで多少変化するが、全体的にこの傾向は強い。当然ボディもそれに対しリニアに反応し、スッと気持ちよく向きを変える。サスペンションもこれまで以上に硬め。ワインディングでは「しっかりコーナーを攻めてくれ!」とクルマから指示が発せられるようだ。そのときMスポーツ・ディファレンシャルがいい仕事をする。いつもより若干高めの進入速度でもクルッと回頭する様は、運転が上手くなったような気になるほどだ。
“スポーツ+”モードでのエキゾーストサウンドも新型の特徴。思いの外レーシーな音が辺りに響き渡る。そのとき、ドライバーズシートがエキゾーストノートを楽しむ特等席になるというわけだ。
といったのが今回のファーストインプレッション。3世代目Z4はかなり“攻め”の仕上がりに思えた。そしてその背景には、兄弟車となるトヨタ『スープラ』の存在が見え隠れする……。
九島辰也|モータージャーナリスト
外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの"サーフ&ターフ"。 東京・自由が丘出身
(レスポンス 九島辰也)
2018年夏のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表された新型 BMW『Z4』に、10月の下旬ポルトガルの首都リスボン近郊で試乗してきた。
BMWスタッフがどれだけポルトガルが好きなのか!というくらいこの地で昨今国際試乗会が行われている。もちろん、秋から冬にかけての天候や渋滞の少ない交通事情云々を鑑みれば、この選択はかなりグッド。さらに言えば、今回はオープンエアモータリング。ヨーロッパ最西端で大西洋の風を感じるルートにこのクルマがマッチするのは言わずもがなだ。
◆“M”要素てんこ盛りな「M40i」に試乗、だが最大の話題は…
そのZ4はすでに日本でもファースト・エディションがBMWジャパンのHPで公開されている。限られてはいるがスペックもチェックできる。今回ステアリングを握ったのはまさにそれと同じで、モデル名は「M40i」となる。搭載されるエンジンは3リットル直6ツインパワーターボ。最高出力は340ps、最大トルクは500Nmを発生させる。0-100km/h加速は4.6秒だ。
このモデルは “M”の称号がついていることからもわかるように、エクステリアではM専用のチンスポイラー、リアスカート、ディフューザーなどのエアロダイナミクス・パッケージが装着される。ハードウェアではMスポーツブレーク、Mスポーツ・ディファレンシャルも見逃せない。要するにかなりてんこ盛り。
ただ、最大の話題はトップ。というのも従来型がZ折のメタルトップだったのに対しソフトトップが採用される。目的は軽量化による走りの向上。それとトランク容量アップとなる。開閉時間はおよそ10秒。時速50キロ以下なら走行中も稼働可能だ。
◆『スープラ』の存在が見え隠れする
実際に走らせた印象だが、はじめに感じたのはクイックなステアリング。これはドライブモードで多少変化するが、全体的にこの傾向は強い。当然ボディもそれに対しリニアに反応し、スッと気持ちよく向きを変える。サスペンションもこれまで以上に硬め。ワインディングでは「しっかりコーナーを攻めてくれ!」とクルマから指示が発せられるようだ。そのときMスポーツ・ディファレンシャルがいい仕事をする。いつもより若干高めの進入速度でもクルッと回頭する様は、運転が上手くなったような気になるほどだ。
“スポーツ+”モードでのエキゾーストサウンドも新型の特徴。思いの外レーシーな音が辺りに響き渡る。そのとき、ドライバーズシートがエキゾーストノートを楽しむ特等席になるというわけだ。
といったのが今回のファーストインプレッション。3世代目Z4はかなり“攻め”の仕上がりに思えた。そしてその背景には、兄弟車となるトヨタ『スープラ』の存在が見え隠れする……。
九島辰也|モータージャーナリスト
外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの"サーフ&ターフ"。 東京・自由が丘出身
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