【試乗】『カローラクロス』は気軽にロングドライブに出掛けるのにピッタリ
『ライズ』から始まり、『ヤリスクロス』、『C-HR』、『RAV4』、『ハリアー』、『ランドクルーザー』と、SUVフル提供状態のトヨタのラインアップ。オシャレさと走りはピカイチだけど、後部座席が狭く荷物もあまり積めないCH-Rと、AWDも頼もしくなり、オフロード感も増して逞しいけれど、サイズがちょっと大きくなったと言われるRAV4の間に入ったのが、『カローラクロス』なのです。
先だって『カローラ』がデビューした時に、私なんかは「カローラは世代的に庶民的イメージが強いので、いっそカローラという名前じゃなくてもいいのでは?」なんて思ってしまったのですが、このクルマのターゲット世代はもはやカローラの名前の印象は持ってないからOKと言われ、いつの間にやら過ぎ去った年月に愕然としたりもしましたが(笑)、カローラのSUVというのは50年以上の歴史の中で初登場なんですよね。カローラとしては新しい時代が到来したという感じです。
ビックリしたのは、コストパフォーマンス。199万円~用意されているんですよね。いちばん高いグレードのハイブリッド E-four モデルなんかでも300万円を少し越えたくらいというのに、かなり驚かされました。
ボディサイズ的にはパッと見は少々大き目ではありますが、実際乗ってしまえば全幅1825mmを感じさせない取り回しの良さをもち、小回り性も高いのが好印象。そしてなにより後部座席と荷室が広い。C-HRとRAV4の間に、誰もが使いやすいカローラという名前を冠して登場したということに、深く頷ける結果となりました。
華美な豪華さはないけれど、シートもしっかりしているので、気ままに気軽にロングドライブに出掛けるにはピッタリなモデルだと思います。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★
竹岡圭|モータージャーナリスト、タレント 「クルマは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリスト。テレビのバラエティ番組のMCから、官公庁の委員まで、硬軟幅広く携わっている。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦、現在は全日本ラリー選手権に自らチームを立ち上げチャレンジ中。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)副会長。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
先だって『カローラ』がデビューした時に、私なんかは「カローラは世代的に庶民的イメージが強いので、いっそカローラという名前じゃなくてもいいのでは?」なんて思ってしまったのですが、このクルマのターゲット世代はもはやカローラの名前の印象は持ってないからOKと言われ、いつの間にやら過ぎ去った年月に愕然としたりもしましたが(笑)、カローラのSUVというのは50年以上の歴史の中で初登場なんですよね。カローラとしては新しい時代が到来したという感じです。
ビックリしたのは、コストパフォーマンス。199万円~用意されているんですよね。いちばん高いグレードのハイブリッド E-four モデルなんかでも300万円を少し越えたくらいというのに、かなり驚かされました。
ボディサイズ的にはパッと見は少々大き目ではありますが、実際乗ってしまえば全幅1825mmを感じさせない取り回しの良さをもち、小回り性も高いのが好印象。そしてなにより後部座席と荷室が広い。C-HRとRAV4の間に、誰もが使いやすいカローラという名前を冠して登場したということに、深く頷ける結果となりました。
華美な豪華さはないけれど、シートもしっかりしているので、気ままに気軽にロングドライブに出掛けるにはピッタリなモデルだと思います。
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竹岡圭|モータージャーナリスト、タレント 「クルマは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリスト。テレビのバラエティ番組のMCから、官公庁の委員まで、硬軟幅広く携わっている。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦、現在は全日本ラリー選手権に自らチームを立ち上げチャレンジ中。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)副会長。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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