トヨタ ヴォクシー/ノア 5ナンバーサイズボックス型ミニバンの本命、ハイブリッドを搭載しフルモデルチェンジ!
2014年1月に6年半ぶりのフルモデルチェンジをしたトヨタのミニバン ヴォクシー/ノア。
日産セレナ、ホンダステップワゴン/ステップワゴンスパーダなどライバル車がひしめき、子育てファミリーに圧倒的な支持を受けている5ナンバーサイズのボックス型ミニバン市場に、新たにハイブリッドモデルが加えられ登場した。発売1ヵ月でヴォクシーが約37,000台、ノアが約24,000台のオーダーを受けており、好調な立ち上がりとなっている。
乗員数は従来通り7人と8人のどちらかを選べる。(ハイブリッド車は7人乗りのみ)
兄弟車であるヴォクシーとノアは、外観にそれぞれの個性を持たせており、ヴォクシーは‘ちょい悪’ないかつい感じで、ノアは上質感のある堂々とした佇まいだ。ヴォクシー/ノアは1クラス上にラインナップするヴェルファイア/アルファードのコンパクト版といった感じだ。
エンジンは従来と同じ2L 3ZR-FAEバルブマチックエンジンに加え、プリウスで採用している1.8L 2ZR-FXEエンジンのハイブリッドシステムの2種類の設定。2Lエンジン車は2WD/4WDの設定がある。
気になる燃費(JC08モード)は、エンジン車でも従来より大幅に向上させており、16.0㎞/L(2WD)、15.0㎞/L(4WD車)とライバル車と大きな差はないもののクラストップの低燃費。日産セレナのハイブリッドモデルの燃費が16.0㎞/Lであることを考えるとかなりの値だ。そして、新たに追加されたハイブリッド車(2WDのみの設定)は、ライバル車を大きく引き離し、23.8㎞/Lの低燃費を達成しており、まさにダントツのエコカーミニバンである。
このほかにも、今回のヴォクシー/ノアの特筆すべきことは、‘室内の広さ’、‘乗り降りのしやすさ’といった面でもライバル車より上を行っていることだ。具体的には、後部座席の居住性に配慮し、セカンド・サードシートの膝回りのスペースを広げているとともに、クラストップの室内高を確保し、ゆとりのある室内空間になっている。また、クラストップの低床化により、運転席、後部座席ともに乗り降りが楽になっている。特に、後部座席は乗り込むためのステップ(段差)もなく、そのまま乗り込める上、またスライドドアの開口時の幅もクラストップの広さで、お年寄りや子供でも乗り降りがラクになっている。
まさに、ミニバンユーザーのために考えを煮詰めて出来上がったクルマだ。
価格帯は、エンジン車で224~288万円、ハイブリット車で293~305万円。
日産セレナが225~339万円、ホンダステップワゴン/ステップワゴンスパーダが225~381万円であり、グレードやオプション装備、値引きの違いはあるものの、ヴォクシー/ノアはライバル車とほぼ同等の価格設定となっている。
5ナンバーサイズのボックス型ミニバンのライバル車を圧倒する燃費性能
ガソリン車でも日産セレナS-HYBRIDと同等。ハイブリッド車はクラス内ダントツNo.1の低燃費!
クラスNo.1 頭上スペースもゆったりの室内高
クラスNo.1の低床フロア
クラスNo.1のスライドドア開口幅
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トヨタ・ヴォクシー セールスポイント
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