トヨタの本格クロカン「ランドクルーザー“70”シリーズ」が10年ぶりに復活!
国内では初となるピックアップも用意
ランドクルーザー“70”シリーズは、1984年に登場した本格的なクロスカントリー車だ。元をたどれば1951年のBJ型に行き着く四輪駆動車で、歴代のモデルが悪路走破性と耐久性の高さにより世界中で高い評価を受けてきた。“70”シリーズは人気のヘビーデューティモデルで現在も約100カ国に輸出されているが、日本では2004年に惜しまれながら姿を消した。その伝説のモデルが、デビュー30周年を機に、期間限定で復活することになった。
過去に販売していた4ドアバンに加え、国内では初の販売となるロングボディのダブルキャブピックアップトラックも用意される。バンは中東仕様を右ハンドル化したもので、ピックアップは南アフリカ仕様をベースとした。日本の保安基準に合わせ、左前方の補助ミラーとリヤバンパー両端のリフレクターを追加している。バン、ピックアップのどちらも1ナンバーの商用車登録となる。堅牢なラダーフレームにパートタイム4WDを組み合わせるのは以前のモデルと同じだが、内外装デザインは時代に合わせてリファインされ、安全装備も充実させた。
4.0L V6エンジンにMTの組み合わせ
搭載されるのは、4.0L V6ガソリンエンジンで、FJクルーザーやランドクルーザー プラドと同じ1GR-FE型である。低回転域でのトルクを重視した設定で、最高出力170kW[231ps]/5200r.p.m.、最大トルク360N・m[36.7kgf・m]/ 3800r.p.m.となった。ディーゼル仕様は用意されない。トランスミッションは5速MTのみの設定である。最大積載重量は、バンが2人乗車時で500kg、5人乗車時で350kg、ピックアップトラックが600kg。燃費はどちらのモデルも同じで、6.6km/L(JC08モード)である。
サスペンションは前後ともにリジッドで、フロントはコイル、リヤはリーフスプリングを採用した。走行モードは副変速機によって操作し、「H2」「H4」「L4」の3種類を切り替えることができる。フロントにはデュアルモードオートマチックロッキングハブが標準装備され、オートとマニュアルを切り替えられる。フロントとリヤの電動デフロックや電動ウインチもオプションで用意されており、本格的なラフロードでの使用に対応している。
2014年8月25日の発売から受注が殺到し、1カ月で約3600台に達した。当初の目標である200台の18倍にあたる。生産は2015年6月30日までの期間限定で、価格はバンが360万円、ピックアップトラックが350万円となっている。
- トヨタ・ランドクルーザー“70”シリーズ(4ドアバン)
- トヨタ・ランドクルーザー“70”シリーズ(ピックアップトラック)
[ガズー編集部]
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