レクサスRC RC350/RC300h 運転席周りの機能装備 徹底検証

RCの室内には、スポーツ性とエレガントさを融合させたラグジュアリーな空間が広がる。パーツ同士が重なり合うレイヤー構成を取り入れ、ドアトリムにはアンビエントイルミネーションを設定している。運転席の左右に大型のニーパッドがあり、スポーツ走行をサポートする。座るだけでタイトなコクピット感覚に包み込まれ、ドライバーの気分は高揚する。

インストルメントパネル

センターコンソールやドアトリムなどのソフト素材にはフリーステッチが施され、表皮の張りをコントロールするとともに上質感を高める。インストルメントパネルは水平基調のデザインで、ゆったりとした曲線を描くセンターコンソールとの組み合わせが都会的な印象を与える。

メーターとマルチインフォメーションディスプレイ

RC350の場合、右側にスピードメーター、左側にエンジン回転計があり、シルバーのリングがあしらわれている。ハイブリッドモデルのRC300hでは左側がシステムインジケーターとなり、SPORTモード選択時のみエンジン回転計に変わる仕組みだ。メーターの中央には4.2インチマルチインフォメーションディスプレイが配置され、車両情報や簡易ナビの表示を見ることができる。

スポーティグレード“F SPORT”のメーターはLFA直系のデザインを採用。通常は中央にエンジン回転計を据えるが、スイッチ操作により計器盤が右側にスライド、左側には各種情報が映し出される仕掛けになっている。

リモートタッチ

NXで採用されたタッチバッド式のリモートタッチがRCでも採用された。センターディスプレイ上の情報にパッドを介してアクセスできるため、画面に直接触れる必要はない。押すと絶妙なクリック感が得られ、運転中でも迷うことなく操作できる。

ドライブモードセレクトスイッチ

シフトセレクターの左側にドライブモードを換えるスイッチがあり、ダイヤルを左右に回すことで走行モードを変更できる。左に回すとECO、右に回すとSPORTモードになり、プッシュするとNORMALに戻る。

インストルメントパネル

センターコンソールやドアトリムなどのソフト素材にはフリーステッチが施され、表皮の張りをコントロールするとともに上質感を高める。インストルメントパネルは水平基調のデザインで、ゆったりとした曲線を描くセンターコンソールとの組み合わせが都会的な印象を与える。

ステアリングスイッチ類

ステアリングホイールに備わるスイッチ類は、左右で機能が分かれる。左側がオーディオと電話、音声操作の制御用。右側は、マルチインフォメーションディスプレイのモード切り替えとレーダークルーズコントロールの車間調整ボタンなど。

高精細7インチディスプレイ

SDナビゲーションシステムは標準装備。専用通信システムによるテレマティクスサービスのG-Linkも付属する。購入から3年間は通信料が無料。オペレーターを呼び出して遠隔操作で目的地を設定することもできる。高精細7インチディスプレイは、リモートタッチと組み合わせて各種の設定を行うインターフェイスとなる。ナビ画面としても大きくて見やすい。

300hではハイブリッドシステムの情報も見られる

バックガイドモニターは、全グレード標準装備。

シートヒーター

前席のシートヒーターに加え、ステアリングヒーターも標準で備わる。“version L”と“F SPORT”には、シートのベンチレーション機能も用意される。

エアコン操作パネル

エアコンの温度調整は静電式で、金属のラインの上に指をスライドさせて操作する。左右別々に0.5度刻みで調整できる。

アナログクロック

センターに位置する時計はアナログ式で、楕円(だえん)形のシルバーベゼルがプレミアム感を際立たせる。

スターターボタン

パワーユニットの始動ボタンは、メーターパネルの中央寄りにある。カラーはRC350がブラックで、RC300hがブルー。

電動調整式シート

シートの調整は8Wayの電動式で、3パターンのメモリー機能が付属する。

インパネスイッチ類

インストルメントパネルの右下にスイッチ類を集約。ブラインドスポットモニターやオートマチックハイビームのスイッチもここに並ぶ

タッチスイッチ式オーバーヘッドランプ

オーバーヘッドランプは触れるだけで点灯するタッチ式。赤い車両のアイコンは、緊急時にサポートセンターを呼び出せるヘルプネットのスイッチ。

バニティミラー

サンバイザーの裏にはバニティミラーが備わる。リッドをスライドさせると天井のランプが点灯する。