ノア・ヴォクシーとステップワゴンの「ラゲージスペース」を徹底比較!
ノア・ヴォクシーのラゲージスペース
新型ノア・ヴォクシーは、ボディサイズが拡大したことで、車内スペースに余裕が生まれた。室内幅は1295mmと、先代より75mm拡大。室内高は5mm高くなって1405mmに。開口部の幅は最小部でも1100mmあり、フロアの高さは500mm(2WD車の場合)となっている。3列フル乗車時でも270mm奥行きがあり、容量はシートバック上端までで298リッター、より上方まで含めると最大414リッターとなる。
3列目シートの格納は、左右に跳ね上げる方式。レバーでロックを解除して折りたたんだシートをサイドに固定すれば、広々とした積載スペースが得られる。2列目シート乗車時の荷室長は980mm。高さがあるので、大きな植木を立てたままで積むこともできる。
フロントシートだけを使う場合は、最大745mmの2列目ロングスライドを生かして、さらに荷室スペースを拡大できる。このときの荷室長は1650mm。車輪を外すことなく大人用の自転車を積むことも可能だ。
8人乗り仕様では2列目が3人乗りのベンチシートとなるが、ラゲージスペースの基本的なつくりは変わらない。ベンチシートの前後スライド量は705mm。2列目を使用している場合の荷室長は7人乗り仕様車と同じ980mmで、一番前までスライドさせると1600mmになる。
ノア/ヴォクシーの荷室床下にはスーパーラゲージボックスが備わる。デッキボードの裏側にはヒモ付きのフックがあり、開けたままの状態で固定すれば、背の高いものも積めるようになる。
左側の側面には、3列目シート中央席用のヘッドレストを収納するスペースも。
新型ノア・ヴォクシーの電動開閉式バックドア(パワーバックドア)はスイッチが車体の側方にあるためドアを避けることなく開閉操作ができる。
ドア開度を任意のポジションで固定することも可能。停止位置メモリー機能を使えば、毎回同じ角度で止めることができる。障害物があると挟み込み防止機能が働いてストップするので安全だ。手動タイプのバックドアにも、好みの位置で半開きの状態で保持できるフリーストップ機能が備わっている。
ステップワゴンのラゲージスペース
新型ステップワゴンは、先代モデルに比べて全幅が50mm拡大して1750mmに。全長は4800mm(ステップワゴン スパーダは4830mm)となった。
余裕のある車内空間で、室内幅は1545mm、室内長は2845mmを確保。テールゲート開口部の最大高は約1195mm、地上高は約530mmで、荷物の積み下ろしはスムーズに行える。
3列目はマジックシートと名づけられた分割床下格納式で、肩口のストラップで操作する。背もたれが前に倒れたらそのままシートを後方に引きながら床に押し込めば、容易にフラットなラゲージスペースが得られる。
分割式なので、片側だけを格納してもいい。シート背面には、格納時にフロアのすき間をふさぐためのボードも備わる。格納時の荷室幅は、約1195mm。
2列目シートを前方に移動させれば、2人用ソファなどの大きな荷物が積載できるようになる。2列目と3列目の片側だけを積載スペースに充てて4人乗車で自転車を載せたり、サーフボードなどの長尺物を積んで3人で乗ったり、というアレンジも可能だ。
8人乗り仕様では2列目が6:4分割のベンチシートになる。3列目シートの床下格納は7人乗り仕様と同じ、実用上十分な荷室スペースを確保。
例えば、2列目と3列目の左右いずれかのシートを展開し、長尺物を積んだうえで5人が乗車するといった使い方ができる。
3列目シートを格納しなければ、テールゲート開口部のより低い位置までラゲージスペースとして利用できる。ステップワゴンにもメモリー機能付きのパワーテールゲートが設定されており、スマートキーを使って操作するため、ドア後方に障害物がある場合でも使いやすい。
[GAZOO編集部]
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