梅本まどかさんの評価はいかに? ライズの内外装をチェック

梅本まどかさんの評価はいかに? ライズの内外装をチェック

11月5日に発表されるやいなや、5ナンバーサイズのコンパクトSUVとして高い注目を集めるトヨタのライズ。そのライズをメディアやモータースポーツで活躍するマルチタレント・梅本まどかさんがチェック。毎日をエンジョイするアクティブ女子代表の梅本さんの目にライズはどう映ったのか? クルマの解説をまじえながらご紹介します。

存在感のあるフロント&インスタ映えしそうなブルーのツートーン

ライズの最大の特徴は全長4m以下、全幅1.7m以下のコンパクトボディを採用しながらも、堂々としたSUVスタイルを作り上げたところ。特に17インチタイヤを収める大型のフェンダーアーチが目を引きますが、梅本さんの目にとまったのはフェンダーアーチではなくフロントマスク。

「クルマって大きくていかつい方が存在感があると思っていて、後ろを見ても来る!いる!というのがあるんですが、ライズを前から見た時、同じような存在感を感じました。横から見た時はかわいいと思ったので、前と横でギャップが結構あると思います。グリルは最近のトヨタ車によく見られる台形グリル。笑った時の口元に似ていますよね」

神社の前を直角に右折。ここもタイムアタック区間「SS」のコースです。
ひと目で見てトヨタ車とわかるライズのフロントマスク(写真は用品装着車)

ボディカラーはSUVらしく単色8色、ツートーンカラー3色(ブラックルーフ)の幅広いバリエーションを用意。撮影車両はブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリックのツートーンカラー車で、ライズ専用の新規開発色。試乗会の会場にはホワイトパールのライズやブライトシルバーメタリックのロッキー(ライズ共通色)などがありましたが、梅本さんの一押しはこのツートーン車。

「ブルーって聞くと結構かっこいいイメージなのですが、色的にかわいいと思って。女性受けがいいんじゃないですかね。自分が着るんじゃなくて、一緒に写ると好きな色。インスタ映えしそうで、自分が買うならこっちかな。黒いルーフもかっこいいと思いました。」

私は板倉麻美選手とペアを組んで2019年シーズン全日本ラリーに参戦しました。
撮影車両はZ。ボディカラーはブルーとブラックルーフのツートーンです

意外や意外! 予想に反して外装より内装の方がスポーティと評価

メッキ加飾や赤のアクセントカラーがSUVらしさを強調するライズのインテリア。大衆車のような雰囲気は皆無で、遊び心を感じさせるデザインです。梅本さんのお気に入りは赤のアクセントで、意外にもエクステリアよりもインテリアの方がスポーティと感じています。

赤やシルバーの挿し色が目立つZのインテリア。ヒップポイントの高さも伝わってきます
赤やシルバーの挿し色が目立つZのインテリア。ヒップポイントの高さも伝わってきます

「内装の方がスポーティさ、かっこ良さがあると感じました。室内にちょこちょこ入っている赤の挿し色、雰囲気が変わる感じがします。自分的には赤のサイドポケットが一番気に入っていて、色が違うから暗い時でも結構目立つから『ああここにあった』みたいな。割りと手を伸ばしやすい場所だからいいかなと。他にも小物入れがたくさんあり、アクセサリーとかを外したくなった時に置けちゃうのがいいですね。」

  • 梅本さんお気に入りのセンターコンソールのサイドポケット(Zのみ赤)。写真は用品装着車
    梅本さんお気に入りのセンターコンソールのサイドポケット(Zのみ赤)。写真は用品装着車
  • ドアポケットにも2本はいるドリンクホルダーなど、収納がたくさん
    ドアポケットにも2本はいるドリンクホルダーなど、収納がたくさん

ライズの運転席はヒップポイントが高く(665mm)、フロントウインドウ越しの見晴らしが良いのが特徴。梅本さんは予備知識なしで試乗会に参加しましたが即反応。すぐに見やすいと指摘しました。

「視界がすごく良いです。見えないところがあまりないから楽な姿勢で安心していられます。ペダル位置とシートの間隔もすごく乗りやすい。助手席の人が車窓や前方の写真を撮る時、この位置ならすごくきれいに撮れそうです。」

梅本さんのコメントがより饒舌になったのが荷室の使い勝手を聞いた時。ライズは荷室幅と荷室高をなるべく確保し、369Lの大容量を実現しています。アクティブ女子の本領発揮です。

「あれだけ広ければいろいろなことがしやすそう。私の革つなぎやヘルメットも入れやすいかもしれないですし、デッキボード下は広いので、あそこで着替えられるかもしれません。クルマの中で着替えることが結構多いんですよ。ライズの資料の中に植木鉢を荷室に載せている写真があり、絵かなと思っていたのですが、本当に植木鉢がいけるんじゃいかなと思って。それはちょっと驚きましたね。」

写真はデッキボード上段時の荷室(Z)
写真はデッキボード上段時の荷室(Z)
デッキボードを取り外したZの荷室(2WD)。4WD車は底が浅くなっています
デッキボードを取り外したZの荷室(2WD)。4WD車は底が浅くなっています

補足するとデッキボードを外した時の天地の寸法は1,105mm(2WD車)。これなら植木鉢はもちろん、ちょっとした家具も縦置きできそう。レジャーの予定がびっしりのシングルユーザーはもちろん、子育て全開のファミリーも納得です。

梅本まどかさんが挙げたキーワードは4つ。コンパクトSUVなのに存在感のあるフロントマスク、インスタ映えしそうな鮮やかなボディカラー、見晴らしの良い運転席、何でも飲み込む広い荷室です。ライズはアクティブライフのパートナーに最適な1台。次回は梅本まどかさんによる実車インプレッションをお届けします。

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road