動画再生数20万回以上!「走りのセダン」とは?

皆さんは、ドライブをするときにどんな音楽を聴くだろうか? 今回は、ドライブBGMにぴったりの曲を紹介する。それがこちらだ。

※クリックすると曲がスタートします。
走りのセダン ~Driving Pleasure~ / BUBBLE-B feat. Enjo-G

YouTubeでは20万回以上の再生数を誇るこの曲。「一言で言えば『自動車ショー歌ユーロビート版』」「なんだか妙な中毒性があるな」「なぜか、『はたらくくるま』とか『ぼくはでんしゃ』を思い出した」「ほぉんだぁぁ~ にぃっっさぁんぁ~ 頭から離れない」「ジャガーとトヨタの発音いいね~」など多くのコメントがつけられている(コメントは原文ママ)。

なぜこんな曲を作ったの? そもそもBUBBLE-Bってどんな人? 本人に突撃インタビューしてみた。

――まず、BUBBLE-Bさんのプロフィールを教えてください。

BUBBLE-B「普段は京都で会社員をしています。『BUBBLE-B』は音楽活動をする時の名義です。MCのEnjo-Gと『BUBBLE-B feat. Enjo-G』という名前のユニットを組み、オリジナル楽曲の発表、ライブ活動を行っています」


――なぜこのような曲を作ったのでしょうか?

BUBBLE-B「クラブでライブをする時に、初めて曲を聴く人でも簡単にコール&レスポンスをしてもらい、盛り上がってもらうにはどうすればいいかを考えた末、メーカー名や商品名の単語を繰り返すというスタイルにたどり着きました。そのスタイルを使って作成した曲が『走りのセダン』です。ちなみにEnjo-Gさんはクルマにはまったく興味がないらしいのですが、『ハイドロプレーン』という言葉だけはどうしても言いたい! ということで、歌詞に入れました」


――BUBBLE-Bさんはもともとクルマがお好きなのでしょうか?

BUBBLE-B「10年前になんとなく中古で買ったマツダ・デミオの走りが楽しくて、クルマに興味が広がった感じです。走りの良いハッチバックと、アメリカンな匂いのするクーペが好きですね。全然セダンじゃなくてごめんなさい」


――愛車遍歴を教えてください。

BUBBLE-B「初めての愛車はマツダ デミオ 1.5L 5MT。2代目デミオのCasualのMTという、素うどんみたいなグレードを中古購入しました。2台目は、日産 スカイラインクーペ 350GT 3.5L 6MT。デミオとは正反対のFRのクーペに乗りたい! との思いが募り、いくつか見てまわっているうちにたどり着いた1台です。フェアレディZのZ33とは兄弟車ですが、こちらは不人気車で安かったことと、狭いなりに4人乗りだったこと、何よりパワフルなVQ35エンジンとスタイリングに惚れて中古購入しました。3台目は、ダイハツ ソニカ RS Limited 660CC CVT。スカイラインクーペの大きさからの反動か、走りのいい軽自動車をどうしても保有したくなり、中古購入しました。軽自動車の常識をコロっとひっくり返してくれるような名車で、加速の良さ、高速の伸び、乗り心地、静粛性、どれも素晴らしかったです。4台目は、シトロエン DS3 Sport Chic 1.6L 6MT。デビューしてからずっと欲しいと思っていたクルマで、新車購入しました。初めての外車、初めての新車ということで、うれしかったですね。しかし、今年4月に事故を起こしてしまい、手放したんです……」


――事故を起こしてしまったんですね。ちなみに、現在はクルマを保有していますか?

BUBBLE-B「実は……4台目と同じDS3 Sport Chicを再び購入したんです! 次のクルマはどうしようか悩んでいたところ、事故で手放したクルマと、グレードも、ボディとルーフのカラーの組み合わせも一緒という生き写しのような個体を見つけて。お金はかかりましたが、ぽっかりと空いた心の穴を、しっかり埋めてくれました。やはり最高のクルマです。シトロエン伝統の、どこか理解できない部分のあるデザインは飽きないし、退廃的で未来的な雰囲気もあるし、何より1500回転くらいからトルクがモリモリ出るので、猛烈に小気味よい走りが出来るところが気に入っています」


――では、最後にクルマ好きたちにメッセージをどうぞ!

BUBBLE-B「単独の自損事故でも自動車保険が適用されるように、一般型の車両保険に入るべきです! 事故は突然やってきます。僕みたいに貯金をはたいて同じクルマを2台買うことの無いように。もちろん、安全運転を心がけてくださいね!」

なんと、人生で同じクルマを2台続けて購入したというBUBBLE-Bさん。事故に気を付けるように、保険は保障の手厚いものを選ぶように、と何度も言っていたのが印象的だった。皆さんも、「走りのセダン」を聴きつつ、安全運転を心がけてカーライフを送っていこう。
(田島里奈/ノオト)

[ガズー編集部]