観音、涙、クジラ、鬼、ゼロ……クラウンの愛称まとめ!
来年にはなんと誕生60周年を迎えるトヨタのフラッグシップ車であるクラウン。実は歴代クラウンには、さまざまな愛称が付けられていることをご存じでしょうか? これを押さえておけば、街中でクラウンを見かけたときに「アレは○○だな……」とつぶやいて、ワンランク上のクルマ好きを装うことができますよ!
観音クラウン
- 初代クラウン(1955~1962年)
クラウンの歴史の出発点でもある初代モデルは「観音クラウン」と呼ばれています。これは左右のドアが観音開きとなっていることが由来。ちなみに2000年にトヨタ自動車生産累計1億台達成記念車として限定販売された「オリジン」は、この初代クラウンがモチーフとなっていました。
涙テール、丸テール、角テール
- 2代目クラウン(1962~1967年)
先代から一気に近代化された2代目クラウンは、マイナーチェンジごとに変化したテールレンズの形がそれぞれの愛称となりました。初期型は丸いテールレンズの下に涙のようにバックランプが備わっていたため、「涙テール」と呼ばれています。
白いクラウン
- 3代目クラウン(1967~1971年)
先代までの法人ユーザーに加え、一般ユーザーの取り込みも狙った3代目クラウンは法人需要の多かった黒系のボディカラーから一転、「白いクラウン」をキャッチコピーに販売されました。
クジラクラウン
- 4代目クラウン(1971~1974年)
4代目からは「トヨペット・クラウン」から「トヨタ・クラウン」へと改称。今までとは打って変わってスピンドルシェイプと呼ばれる丸みを帯びたスタイリングだったことから「クジラ」と呼ばれました。しかし、当時としては先進的過ぎたデザインが保守的なクラウンユーザーに評価されず、販売は苦戦を強いられました。
今回は古いモデルを中心にご紹介いたしましたが、6代目モデルはフロントマスクが鬼の面を思わせることから「鬼クラ」と呼ばれたり、最近のものでは、12代目モデルの「ZERO CROWN」というキャッチコピーがそのまま愛称として呼ばれたりするなど、その後のモデルでも愛称の付けられたものが存在しています。自分の愛車を車名だけでなく愛称で呼ぶと、より一層愛着も増すと思います。ご自身が持つクルマの愛称も調べてみてはいかがでしょうか?
(小鮒康一/テヌール+ノオト)
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[ガズー編集部]
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