交通安全祈願&おはらいができる神社・お寺まとめ

お正月のお出かけといえば、初詣。せっかくなら愛車の交通安全祈願も合わせて行ってみては?今回は、意外と知らないクルマのおはらい方法や交通安全祈願ができる神社・お寺を紹介します。

クルマのおはらいってどんなことをするの?

厄年などでおはらいを受けたことがある人は多いと思いますが、クルマのおはらいはどのように受けるのか知っていますか?ここでは、一般的なクルマのおはらいの流れを紹介します。

1) クルマを交通安全祈祷(きとう)殿へ停める。
2) 受付で初穂料(祈祷料)を添えて申し込む。金額は神社・お寺によって異なります。
3) 運転手・同乗者はお堂の中へ。クルマのおはらいをした後、運転手・同乗者もおはらいを受ける。
4) お札やお守りなどを受け取る。家や車内にまつる。
5) 1年経過したら、お礼参りを。感謝の気持ちを込めて、お札・お守りを納める。

予約は不要なところがほとんどなので、祈祷時間にあわせて行けばOK。都合によりクルマで行けない場合も祈祷してくれます。申込みをする際、クルマのナンバーを記入することが多いので、控えておくのを忘れずに。詳細は各神社・お寺に確認してください。

関東、関西の交通安全祈願ができる神社

【関東】

大本山 成田山(千葉県成田市)
「成田山のお不動さま」として有名。境内から初日の出を見ることができる
http://www.naritasan.or.jp/pray/kotsu.html

明治神宮(東京都渋谷区)
神楽殿で巫女(みこ)による神楽舞が行われる。境内の森をクルマで走れるのも◎
http://www.meijijingu.or.jp/qa/gokigan/10.html

神田明神(東京都千代田区)
「無事に家に帰る(蛙)」という願いが込められた、「無事かえるお守り」がある
http://www.kandamyoujin.or.jp/sanpai/detail.html?id=6

高幡不動尊金剛寺(東京都日野市)
「交通安全祈願の本山」と言われ、たくさんのドライバーでにぎわう
http://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=9

谷保(やぼ)天満宮(東京都国立市)
日本初のドライブツアーが開催され、事故なく無事に終わったことから、「交通安全発祥の地」と言われる
http://www.yabotenmangu.or.jp/safety.html

笠間稲荷神社(茨城県笠間市)
毎年6月、直径約6メートルの茅の輪をくぐって交通安全を祈願する「車の茅の輪くぐり」を開催
http://www.kasama.or.jp/event/event6.html#01

【関西】

大阪 成田山不動尊(大阪府寝屋川市)
日本で初めて人車一体の交通安全を祈念したお寺。自分のクルマのナンバープレートに貼れる「プレート守」も
http://www.osaka-naritasan.or.jp/pray/omamori1/

住吉大社(大阪府大阪市)
全国約2,300社余りある住吉神社の総本社。おはらいの神さまとして知られている
http://www.sumiyoshitaisha.net/celeb/kitou.html

交通神社(須賀神社)(京都府京都市)
交通安全の神さま。須賀神社と同じ社にまつられている

伏見稲荷大社(京都府京都市)
祭神である佐田彦大神は、別名猿田彦大神とも称し、交通安全、道中安全の神さまとして有名
http://inari.jp/grace/gokito/

新しくクルマを買ったときはもちろん、年に一度、無事故で過ごせるよう、交通安全を祈願したいですね。なお、正月三が日は神社やお寺周辺で交通規制が行われている場合もあるので、出かける前に確認してください。

(平野友紀子+ノオト)

[ガズー編集部]