東京オートサロン2015注目のカスタマイズは?

出展者数414社、車両台数879台と、過去最大級の規模となった「東京オートサロン2015 with NAPAC」。今年はトヨタ・86/スバル・BRZに加え、昨年デビューしたスズキ・ハスラーの出展も目立っていました。

しかし、カスタマイズに“メインストリーム”は存在しないもの。そこで、879台の展示車の中から筆者が注目した、ユニークなカスタマイズをご紹介します!

  • フィアット500に見えるこのクルマは、ダイハツ・エッセをベースにrun togetherが手がけた「JK heart 660」。丸いヘッドライトは、ホンダ・トゥデイのものを流用したとか。キャンバストップになっていることにも注目!
  • 毎年、ユニークなクルマを持ち込むNATS(日本自動車大学校)のブースで見つけたのは、ダイハツ・オプティがベースの「K-Class AMG」。丸目4灯のヘッドライトはオプティのまま、ベンツのようなスタイリングに変身!
  • 宮城トヨタは、サクシードバンをラリー風にリフトアップ。フロントはビルシュタインの車高調で、リヤはダンパーのガスを入れ替えることで、インチアップを実現しました。迷彩柄のデカールも含めて、すべてのパーツが発売中とのこと。
  • WiLL Viに「これでもか!」とスイーツのサンプルを貼り付けたのは、トヨタ東京自動車大学校が手がけた「甘車(あましゃ)」。小さい画像では分かりづらいと思うので、画像をクリックして拡大してご覧ください!
  • 軽トラックもエアロパーツでこんなにスタイリッシュになるんですね! 内装もレザー調シートカバーやウッドパネルで、ドレスアップしていました。J-NEXTでは、写真のスズキ・キャリィのほか、各社の軽トラック用パーツを販売。
  • 摩訶不思議なピックアップは、三菱・ミラージュディンゴをカスタムしたもの。ボディは50cmも延長されているとか。右下のバックランプは、マーチのフォグランプを流用しているのだそうです。制作したのはTIST(筑波研究学園専門学校)。
  • KUHL RACINGは、エングレービングと呼ばれる技術を用いて作られた、芸術的なボディを持つ日産・GT-Rを展示。なんとこの模様の一つ一つは、“手掘り”によるものだとか。こちらもクリックで拡大して見ていただきたい1台。
  • 立体的なボディワークが施されていた、CABANAのMINI5ドア。これは流行りのラッピングによるもので、まず模様の形に切ったシートを2枚重ねで貼り付け、最後にフルラッピングをしているそうです。
  • 一見、ノーマル車に見えるこのクルマは、2列シートしかラインナップしていない日産・キャラバンを3列シートにしたもの。3ナンバー登録が可能な、ワゴン化キットなのです。STEALTHというこのシリーズには、ハイエース用もありました。
  • NEWINGのザ・ビートルは、シートに光るラインが入っていました。新しいカスタムの形として、広まっていくのでしょうか? ちなみにこのザ・ビートル、さりげなく日本仕様にはない左ハンドルだったことにも注目しておきましょう。

ほかにも紹介したいクルマはいくつもありますが、筆者の独断で10台を選んでみました。宮城トヨタが提案するサクシードバンは、プロボックス/サクシードの新しい楽しみ方として流行りそうな気がしますがいかがでしょうか? まだまだオートサロンレポートをお届けしていきますので、そちらもぜひご覧ください。

(木谷宗義/テヌール+ノオト)

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[ガズー編集部]