サーファー美女直伝! 海でクルマに砂を入れない方法

7月に入り、海水浴や海辺のドライブが気持ち良い季節がやってきましたね。クルマで海に行くと気になるのが、砂や塩分による汚れ。そこで、現役サーファーでシンガーのキリハレバレさんに、海で車内に砂を入れない方法について伺いました。

シンガーのキリハレバレさん。フジテレビ「お台場合衆国」ライブなど、日本国内外の海や山のフェスやイベントに出演

――まずは、愛車の紹介をお願いします。

「VOLVO・240です。クラシックカーはメンテナンスが大変だと言われたのですが、周囲の反対を押し切り3年前に購入しました。確かにお金はかかりますが、カクカクした形のボディと色、なによりエンジン音がたまらないです!」

――レトロな雰囲気がステキですね! キリさんは、このクルマで週に1、2回サーフィンに行くこともあるとか? 車内に砂を入れないためにしている工夫を教えてください。

「まず、海に入るポイントを選んだら、砂地ではなく、なるべくアスファルト部分にクルマを停めること。これだけでかなりの砂対策になります。また、クルマを運転してきた靴とは別に、クルマの外で着替える時用のサンダルを用意。帰るときは、サンダルをビニール袋に入れてからクルマにしまいます。これで、履物についた砂が車内に入ることを防ぐことができます」

――なるほど! そのひと手間が重要なんですね。着替えはどのようにするのですか?

「海から出てシャワーが無い時は、ポリタンクに入れて持ってきた水を浴びてから着替えをします。ウェットスーツや水着を脱ぐ時は、足下の砂を流してからウォーターボックス(柔らかいバケツのようなもの)の中に入って着替えるのがオススメ。身体に砂がつかず、きれいに着替えられます。ウォーターボックスがあると、そのままジャブジャブとウェットスーツや水着を洗えますし、濡れた物の持ち運びにも便利ですよ! かなり重宝しています」

サーフィン歴21年! 「無駄に歴だけは長いんです(笑)」とキリさん。良く行くサーフスポットは、千葉県南部 撮影:PAK OK SUN

――クルマに砂が入ってしまった場合は、どのように掃除していますか?

​​「車内の足下にはゴム製のフロアマットを、シートにはラグを敷いています。たいていの砂はそれらを外ではらったり、水で洗ったりすればOK! それでも気になれば、クリーナーで砂を吸うようにしています」
※フロアマットの2枚重ねは大変危険ですので、交換時は1枚だけにしてください。

――塩分対策はどのようにしていますか?

​​「これはもう定期的に洗車するしかないですね。足回りなど、鉄がむき出しになっている箇所をよく水で洗い流すのがベターです」

心地よく、言葉が残る唄にファンが多い。年に何度かサーフトリップをしながら曲をつくっているそう

――最後に、クルマでサーフィンや海水浴に行く人へのアドバイスをお願いします。

「着替えの仕方によって、かなりの砂・塩分対策ができると思います。塩分は目に見えないですが、後々厄介な場合があるので、小まめに洗い流してください。クルマにサビが出たり、水着に臭いがついたり、ウェットスーツの素材やゴムがダメージを受けることがあります」

次にクルマを購入するなら、トヨタの古いランドクルーザーが欲しいというキリさん。古いクルマを大切に乗るには、汚さない工夫と小まめな掃除が必須のよう。ぜひ参考にして、海辺のドライブを楽しんでくださいね。

(平野友紀子+ノオト)

取材協力

キリハレバレ
2008年TBS音楽出版日音よりカバーアルバムリリース後アコースティックユニットHaLe BaLe結成。2枚のアルバムをリリースし、CMや番組主題歌などに採用される。2014年よりキリハレバレとしてライブを中心にソロ活動開始。2015年8月ソロアルバム発売予定。
https://www.facebook.com/kirikirikiri4u?fref=ts

[ガズー編集部]