オープンから1年! コペンローカルベース鎌倉に行ってきた

「その地域に深く根ざし、次のローカルライフをつくっていく企業」を目指すダイハツが2014年6月に鎌倉にオープンした「Copen Local Base Kamakura」。従来の自動車ディーラーのショールームとは違い、オープンスペースのような佇まいでカフェが併設されており、地元の人たちが気軽に集い交流できるような環境になっています。

コペンが展示されてはいるものの、試乗車も、説明員も、そしてクルマの販売もしていないこのスペース。オープンから1年以上が経った現在のお話を、店長の佐藤亨さんに伺ってきました!

地元に、そして愛車に誇りを!

店内には先日発売されたばかりの第3のモデル、コペン・セロを展示中

――Copen Local Base Kamakuraのオープンから1年以上が経過しましたね。そもそも、なぜ鎌倉に設置することになったのでしょうか?

「現在ダイハツは“ラブローカル(地元愛)“をキーワードに活動しています。鎌倉という地域は地元の人にとても愛されている場所なんです。また、鎌倉幕府時代の名残で細い道が多いのも理由のひとつ。“仕方なく”軽自動車を選ぶのではなく、“誇りをもって”乗っていただきたいという理念と一致したんです」(佐藤さん、以下同)

――確かに、狭い道を軽自動車で通ると「小さなクルマでよかった!」と思いますよね。このスペースを1年以上運営してきて、手応えはいかがでしょうか?

「クルマを売って終わりではなく、売り手とお客様、そしてお客様同士が繋がる場所になりつつあるのがうれしいですね。コペンに乗って来店された方が、すでに駐車してある常連さんのコペンを見ていたりするのを見つけると、“○○さん、こっちこっち!”という風にお客様同士を紹介して繋げたりもしています。中には九州や四国からわざわざ訪ねてくださる方もいるんですよ」

――オーナーにとって、クルマを購入した後、そのクルマで楽しみやすいシステムが作られているのはうれしいですよね!

カフェメニューはボリュームたっぷり

ブリトー(チキン)¥820(税込)とスムージー(バナナベリー&クリーム)¥680(税込)

――カフェメニューも充実していますね!

「オープンカーのコペンの雰囲気に合うテックス・メックス料理を中心にご用意しています。ひとつひとつにボリュームがあるので、かなりお腹いっぱいになりますよ」

テックス・メックス料理とはメキシコ風のアメリカ料理のことで、日本だとタコスやブリトーがよく知られていますね。また、ワッフルやアサイーボウルのようなスイーツやドリンク類も充実しているので、何度も足を運びたくなります!

「オープンカーのコペンの雰囲気に合うテックス・メックス料理を中心にご用意しています。ひとつひとつにボリュームがあるので、かなりお腹いっぱいになりますよ」

テックス・メックス料理とはメキシコ風のアメリカ料理のことで、日本だとタコスやブリトーがよく知られていますね。また、ワッフルやアサイーボウルのようなスイーツやドリンク類も充実しているので、何度も足を運びたくなります!

毎月第4日曜日の朝は「Green Morning Kamakura」を開催!

――Copen Local Base Kamakuraではさまざまなイベントを実施しているそうですが?

「はい。その中でも定期的に開催しているのが『Green Morning Kamakura』です。毎月第4日曜日の9時~13時に、テラスでのマーケットや地元アーティストによるライブ、ワークショップなどを行っています。実はCopen Local Base Kamakura のオープン前から開催されているイベントで、『LOVE LOCAL』のコンセプトと合致するということで、会場として開放することになったんです」

Green Morning Kamakura Facebookページ

――では、最後にコペンの魅力、そして佐藤さんのコペン愛をアピールしてください!

「やっぱり、1番の魅力は“楽しめるクルマ”であることだと思います。来店されるコペンオーナーの方たちの笑顔を見ると、強くそう思いますね。そして、ここにいると、オーナーの方たちにコペンの魅力を教わることもしばしばです(笑)。でも、コペン愛なら誰にも負けません! LOVEローカル、LOVEコペンです!」

コペンオーナーのみならず、地元の人も観光客の人もすべての人が集える場でありたいというこのCopen Local Base Kamakura。クルマ好きにとっての、鎌倉の新たな定番スポットですね!

(小鮒康一+ノオト)

[ガズー編集部]