【メーカー紹介】BRIDE(ブリッド)
クルマは、ボディや足回り、エンジンだけでなく、シートの性能も走りに大きな影響を与えるもの。特にサーキット走行などのモータースポーツでは、しっかりと身体をホールドしてくれて、長く座っていても疲れない性能が求められます。
今回紹介するブリッド株式会社は、BRIDE(ブリッド)ブランドで1981年からレーシングスポーツ用シートを製造してきた、日本で唯一のレーシングスポーツシートメーカー。日本国内のモータースポーツでは、すべてのカテゴリーで装着率1位(2013年)を誇るトップブランドです。
どんな製品を作っている?
BRIDEのシートは、リクライニング機能のないフルバケットタイプから、日常使用に適したリクライニング付きシート、快適性を追求したシリーズまで、現在およそ80タイプ。輸入車向けにデザインされた「edirb(エディルブ)」シリーズなど、個性的なモデルもラインナップしています。
シートと組み合わせるシートレールの種類はさらに豊富で、800車種以上に対応しているとか! 高性能シートは疲労や腰痛の防止になるため、BRIDEではトヨタ・ハイエースやプロボックス、日野・デュトロなど、商用車に高性能シートを装着するためのシートレールもラインナップしています。
FIA(国際自動車連盟)の安全基準をクリア
BRIDEの製品は、一部商品を除いて保安基準に適合。純正シート以上の安全性を確保しているのが特徴です。また、レーシングシートは、FIA(国際自動車連盟)の安全基準をクリアしています。日本にはFIA認証のテスト機関がないため、ドイツで衝撃テストなどの認証試験を行っているとか。「高性能シート」には、安全性も欠かせないのです。
また、レーシングドライバーの土屋圭市さん、土屋武士さん、織戸学さん、谷口信輝さん、野村謙さん、坂東正敬さんをアドバイザーに据え、レースの現場からフィードバックを得て製品開発を行っているそうです。
サーキット走行を楽しみたい人へ
SUPER GT、スーパー耐久、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ、D1グランプリなど、国内のあらゆるレースで活躍しているBRIDEのシートは、すべてメイド・イン・愛知。日本で唯一のレーシングスポーツシートメーカーは、製造もすべて日本で行っているんですね。ちなみに、大手自動車メーカー数社の純正オプションとして設定されているスポーツシートは、BRIDEがOEM生産しているのだそう。
サーキット走行をする人はもちろん、仕事で長時間クルマに乗る人も、メイド・イン・愛知のシート「BRIDE」に注目してみては?
(木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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