現役大学生に聞いてみた! 自動車教習所エピソード

運転免許を取得するために通う自動車教習所。まだ免許を持っておらず、これから教習所に通おうと思っている人にとっては、いったいどんな場所なのか? どんな雰囲気なのか? 気になりますよね。

そこで、すでに免許を取った現役大学生たちに、教習所での体験談を聞いてみました!

「教習中ずっとマスクをしていた指導員。かっこいいな~と思っていたのですが、最終日にマスクを外した顔を見たら、イメージしていた全体像と違う! 素顔を見ることなく卒業したかったです(笑)」

勝手にイケメンだと思われたり、勝手にガッカリされたり、教習指導員も大変ですね(笑)。教習所によっては、教習指導員のプロフィールをウェブサイトなどで公開しているところも。どんな方たちが教えてくれるのかチェックしてみるのもいいかもしれません。次も同じく教習指導員の方のエピソード。

「わたしを担当してくれた指導員の皆さんは、ものすごくキャラクターの強い人たちでした。地元の方言でなまりすぎのおじさまやオタクなお姉さんなどなど……。あそこの教習所に個性的な教官たちが集まっているのか、それとも自動車学校の指導員はみんなあんなに個性豊かなのか、気になります」

なんだか楽しそうな教習所ですね! 教習指導員だけでなく、最近は教習所自体もかなり個性豊か。畑に隣接していて野菜の収穫体験ができたり、乗馬体験ができたりするところもあるとか。そんな個性も教習所選びのポイントになりそうですね。

「実技の前にお手洗いに行き、クルマに乗車。なんと、授業中ずっとズボンのチャックを開けたまま運転していました……。クルマを降りるときに、指導員に『チャック開いてますよ』と指摘されて恥ずかしかったです」

これは恥ずかしいですね……。ちなみに、技能教習を受ける際の服装にルールが設けられている場合もあるので、注意しましょう。教習指導員から教習生の足元を確認しやすくするためロングスカートが禁止されていたり、シートベルトに触れるという衛生的な観点から肩が露出する服装が禁止されていたり、そのルールは教習所によってさまざま。特に、ヒールのある履物を禁止するなど、靴について規定がある教習所が多いので、技能教習を受ける前に確認が必要です。

「冬に教習所に通っていました。技能教習の予約をした日に雪が降っていたのですが、予定通り教習所に行き、授業がスタート。走り出したらだんだんと天候があやしくなり、最終的には猛吹雪に! 横殴りの風と雪で前がまったく見えない事態になり、授業も終了。まだ教習所内で指導員がとなりにいたのでよかったですが、自分ひとりであんな天候になったらどうすればいいのだろうか……と考えました」

住んでいる地域によっては、雪道を日常的に運転することになる人もいますよね。運転中に天候が急に悪化したときにどうすべきかなど、教習所で対応策を聞いておくといいかもしれません。最後は、教習所を卒業したあと、免許センターで行われる学科試験でのエピソードです。

「学科試験で10回落ちました。まったく勉強しなかったせいなのですが、何回も受けているうちにだんだんと理解できるようになり、11回目でようやく合格。お金がもったいなかったです」

運転免許を取得するには、教習所の卒業検定に合格したあと、免許センターで行われる学科試験と適性試験に合格する必要があります(二輪免許、大型特殊免許を取得済みの人は適性試験のみ)。ちなみに、学科試験の受験料は1,750円(指定教習所卒業の場合)。お金と時間をムダにしないためにも、なるべくならきちんと勉強して一発で合格したいものですね。

いかがだったでしょうか? これから教習所に通おうと思っている方に、少しでも参考になればうれしいです。教習所で楽しい思い出を作りつつ、スムーズに運転免許を取れるようにがんばりましょう!

(阿部実沙+ノオト)

[ガズー編集部]