素足が基本!? ドライビングシューズを選ぶときのコツ

クルマを運転するときにどんな靴を履いていますか?

長距離運転には疲れにくいドライビングシューズがオススメです。最近はファッションとしても取り入れられていますが、本来はその名のとおりドライブのための靴。クルマ好きなら一足は持っておきたいアイテムです。そんなドライビングシューズの選び方や履き方をご紹介します!

ドライビングシューズはどんな靴?

ドライビングシューズは一言でいうと「革で作られたゴム底の靴」です。これはすべて運転中の履き心地と快適なペダリングを追求したもの。アッパー部分(靴の甲の部分)がすべて一枚の革で作られているのは、足の動きにフィットするため。ソール部分に貼られたラバーは、衝撃の吸収と滑り止めの役割を果たしています。ラバーがかかとまで貼られているのは、ペダリングで滑らないようにするためと、かかとの擦り減りを防止するため。
ちなみにフィット感を追求するなら、革はなるべく柔らかいものを選びましょう。ただし壊れやすいというデメリットもありますから、タウンユースは避けたほうが無難です。

履くときのルール

ドライビングシューズを履くときは素足が基本です。これはフィット感を大切にするためですが、日本は湿気が多い国。夏場は非常に蒸れますし、汗が靴に染み込めば雑菌が繁殖してしまいます。そんなときは無理せず靴下を着用するか、素足にベビーパウダーをはたいて使用してください。分厚い靴下を履くと革がのびてサイズが合わなくなってしまいますから、薄い靴下を履きましょう。

買うときのポイント

足のタイプは人それぞれです。多少サイズと合っていなくても履けないことはありませんが、ドライビングシューズに限っては足とのフィット感が大切。必ず自分に合ったものを選んでください。サイズは一緒でもシューズブランドごとで細かい部分は違うので、根気よく自分の足に合うタイプを探しましょう。

ドライビングシューズを試着するときのポイントは次の3つです。

ポイント1:かかとのフィット感
ドライビングシューズは普通の靴と比べて、かかと部分がやや深く作られていることが多いです。
かかとのカーブ面と靴のカーブ面が合っているか確認しましょう。少し歩いてみて食い込みがないかもチェックしてみてください。

ポイント2:甲部分に当たらないか
日本人は欧米人より甲が高い足をしていますから、海外ブランドで購入するときはとくに注意してみましょう。金具などのデザインがあるものは、歩いたときに当たらないかも確認してみてください。

ポイント3:つま先に余裕があるか
ドライビングシューズにはフィット感が大切ですが、あまりに窮屈だと足を圧迫してしまい逆効果。つま先にもほどよいゆとりが必要です。

ドライビングシューズで走りに差をつける!

ドライビングテクニックにこだわりたいのであれば、靴にも気をつけてみましょう。またそうでなくても長距離運転は疲労が溜まるもの。運転に適した靴を履くことは、事故を未然に防ぐためにも大切です。

​愛車とドライビングシューズのカラーを揃えてみたりしても楽しいかもしれませんね。

(ヤマウチ+ノオト)

[ガズー編集部]