ホテル並みの内装も! キャンピングカーショー・レポート
2月11日(木)~14日(日)の4日間、千葉県の幕張メッセにて「ジャパンキャンピングカーショー 2016」が行われました。今回はレポート前編ということで、出展されていたクルマたちを写真いっぱいでご紹介します。
ひとくちにキャンピングカーといっても、さまざまな種類があります。軽自動車をベースにキャンピングを目的として設計・製造された「軽キャンパー」や、ワンボックスカー・ミニバン・ワゴン等をベースに架装メーカーが改造した「バンコン」、バス・マイクロバスのベースボディーをそのままに架装メーカーが改造した「バスコン」などなど……。価格も100万円台のものから、なかには1000万円を超えるクルマまで多種多様です。
ゴージャス内装!
まずは、クルマの中とは思えない豪華な内装の数々をご覧ください。
生活できます!
キッチンやトイレ、電子レンジ……寝ることはもちろん、クルマ内で生活できるレベルの豪華な設備が充実しています。さすがキャンピングカー。
子どもも喜ぶ!?
こちらは2段ベッドタイプ。中で子どもたちがはしゃいでいました。
日本のココロ? 和風バージョン
洋風のおしゃれな内装が多かったのですが、なかには畳仕様のクルマも。
なんと、クルマの中に和室が!
そして今回、一番印象に残ったクルマがこちら。四国八十八箇所を巡るお遍路をテーマにした軽キャンパー「遍路エディション」です。
株式会社岡モータースさんの本社が香川県ということで、四国お遍路さんに特化したキャンピングカーを企画したとのこと。お遍路で使用する菅笠や金剛杖、納経帳を収納できる工夫がされています。行灯を感じさせる和紙風の室内照明や、ヒノキ柄と藍色の家具類など和のテイストたっぷり。なんとオプションでこたつまで! 八十八箇所巡礼したいけど全部歩いてまわるのはキツイ、という方にはおすすめかもしれませんね。
株式会社岡モータース
http://www.okamotors.co.jp/
広々天井に変身!
ポップアップルーフ仕様のクルマもいろいろと展示されていました。ポップアップルーフとは、クルマの屋根部分を改良して取り付けるテントの一種で、折りたたんでしまえば普通のクルマの状態とほぼ変わりません。使うときに天井(ルーフ)を持ち上げると、室内の天井高が高くなる仕組みです。基本的には手動で開閉するタイプが多いようですが、電動タイプも展示されていました。
ルーフの中に入ることはできませんでしたが、大人2人が横になることができるくらいの広いスペースが確保されています。
リーズナブルに楽しむなら、キャンピングトレーラー
こちらはキャンピングトレーラー。車両重量750kg以下のモデルはけん引免許が不要とのこと。原動機を持たないだけに車両価格がリーズナブルなほか、税金や車検費用も安くおさえられるのがメリット。専用のタープをつければ、車外に日差しを防ぐ空間をつくることができます。
はじめて見るキャンピングカーの数々……初心者が行っても十分楽しめるイベントでした。次回、後編は「ペットを連れてどこ行こう?」 をテーマに、ペットといっしょに楽しめるクルマや車中泊の魅力についてレポートします。
(村中貴士+ノオト)
[ガズー編集部]
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