危険! 車両火災からクルマを守る方法○×クイズ
様々な原因で起こる車両火災。日頃のちょっとした行動が車両火災につながる可能性も……。そこで、車両火災の原因に関する知識の○×クイズに挑戦してみましょう。それではさっそくどうぞ!
Q1 使い捨てライターは落としたり失くしたりしないよう、グローブボックスに閉まった。○か×か。
Q2 フロントウィンドウにつけていたアクセサリーを吊るす吸盤がレンズの働きをすると危険なので取り外した。○か×か。
Q3 インストルメントパネルのスイッチに飲み物がこぼれたが、そのままにしておいた。○か×か。
Q4 山道を運転中に休憩するため、枯れ草の上でエンジンをかけたまま駐車をした。○か×か。
Q5 タイヤが側溝に脱輪。自力で抜け出そうと、アクセル全開にした。○か×か。
いくつわかりましたか? それでは、正解と解説を見ていきましょう。
Q1 使い捨てライターは落としたり失くしたりしないよう、グローブボックスに閉まった。○か×か。
A1 ×
使い捨てライターは比較的簡単に着火することができるようになっています。そのため、ライターをグローブボックスに入れたままにすると、内部のものが動き、ライターの着火ボタンが押されて発火する恐れがあります。ライターをフロアに落としたままシートを動かす、といった場合も同じく危険です。とくに、2011年から実施された使い捨てライター規制以前に販売された旧型ライターを使用している人は注意しましょう。また。ダッシュボード上など、車内の直射日光があたる場所にライターを放置すると爆発する危険があるので、気をつけましょう。
Q2 フロントウィンドウにつけていたアクセサリーを吊るす吸盤がレンズの働きをすると危険なので取り外した。○か×か。
A2 ○
ウィンドウガラスにアクセサリーなどを吊るすための吸盤を取り付けると、吸盤がレンズの働きをして部分的に高温箇所を作り出し、火災につながる恐れがあります。ダッシュボードの上に芳香剤の容器や眼鏡、水を入れたペットボトルなど、光を集める作用をするものを車内に置いたり取り付けたりするのはやめましょう。
Q3 インストルメントパネルのスイッチに飲み物がこぼれたが、そのままにしておいた。○か×か。
A3 ×
インストルメントパネルやコンソールボックス、ドアなど、車内のスイッチ類に飲み物がかかると、基盤、配線ショートなどの故障の原因になり、発火につながる恐れがあります。飲み物をこぼさないように気をつけ、万が一スイッチ類にかかった場合は素早く拭き取りましょう。きれいに拭き取れない場合は、販売店に相談してください。
Q4 山道を運転中に休憩するため、枯れ草の上でエンジンをかけたまま駐車をした。○か×か。
A4 ×
枯れ草などがエンジンルーム内に入り込んだり、触媒や排気管に触れたりすると、発火する恐れがあります。燃えやすいものの付近でエンジンをかけたまま駐車しないようにしましょう。駐車だけでなく、枯れ草や草深い山道はなるべく走行するのを避けましょう。
Q5 タイヤが側溝に脱輪。自力で抜け出そうと、アクセル全開にした。○か×か。
A5 ×
ぬかるみや砂地、側溝から脱出する際、タイヤを無理に空転させないようにしましょう。タイヤが発火したり、エンジンが高回転となって排気管が過熱して発火したりする恐れがあります。タイヤが空転する時は、脱出ツールを使って脱出を試みるか、救援を呼びましょう。
いかがでしたか? 車両火災を起こさないように気をつけ、自分のクルマを守りましょう。
(平野友紀子+ノオト)
[ガズー編集部]
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