スバリストの聖地、中津スバル秘蔵の名車たち
ただのスバルディーラーの枠を超え、日本各地のスバルを愛するユーザー「スバリスト」の聖地としても知られている中津スバル。ここにはスバルの歴史的名車が保管されています。しかも動態保存! 今回は貴重な車両の数々をご紹介いたします。
本館ショールーム
- 本館ショールーム奥には、スバルの名車が所狭しと保管されています。今回はその一部をご紹介いたします!
- こちらはスバル・1000というモデル。その名の通り1000ccのエンジンを搭載し、スバル初の小型乗用車として1966年に登場しました。ちなみにエンジンは現在まで続くスバルのアイデンティティ、水平対向エンジンです。
- こちらはもう説明不要ともいえる人気車、スバル・360(手前)とスバル・R-2(奥)。日本初の大衆車とも言われ、自動車を身近なものへと変貌させた立役者であるスバル・360は、12年もの長きにわたり生産、販売が続けられました。そして、その後継車種として登場したのがR-2となります。
春には桜も望める「望桜荘」
- ショールームのすぐ下に位置する古民家を改装した「望桜荘」はサンバー記念館となっており、屋内に2代目サンバートラックが展示されています。ここでは、さまざまなイベントを開催予定とのこと。
- この車両は1966年式で2代目としては最初期のもの。現代のクルマとは逆に開くドアなど、初代の特徴を受け継いでいます。
スバルのフラッグシップ、アルシオーネオンリー!
- S・A・B(スバル・アルシオーネ・ベース)と名付けられたこちらは、スバルのフラッグシップモデルとして登場したアルシオーネ及びアルシオーネSVXのためのスペース。ちなみにアルシオーネという車名は、プレアデス星団(スバル)の中で最も明るい星の名前、アルキオネ(Alcyone)から取られています。
マニア垂涎の幻のインプレッサ22B
- ショールーム横には、1998年に400台限定で販売されたインプレッサ22B-STI Versionの新車を展示。当時、500万(税抜)という価格にも関わらず、2日間で完売したという伝説を持つ車両で、当時WRCに参戦していたラリーカーをイメージした前後大型フェンダーやバンパーを装着し、2.2リッターエンジンを搭載したモデルになります。
スバルファンならずとも、クルマ好きであれば一度は見ておきたいクルマがたくさんの中津スバル。岐阜県に行く際には、ぜひとも立ち寄っていただきたいスポットです。
(小鮒康一+ノオト)
[ガズー編集部]
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