あなたのテクニックは大丈夫? 今すぐできる運転レベル診断サイト5選

自分では「運転は上手なほうだ」と思っていても、客観的に判断するのは難しいものです。友人や家族を乗せると「怖い」と言われたり、注意されたりするとショックですよね。
今回は、いますぐできる「運転レベル診断サイト」を5つご紹介します。単なる○×形式で答えていくものではなく、ビジュアルで分かりやすいものを選びましたので、ぜひチャレンジしてみてください。

運転適正チェック D-DOCK(JAF)

JAF(日本自動車連盟)が公開しているこちらのサイトでは、「速度の予測と判断」「眼のうごきと記憶」「眼と手のバランス」、3つのチェックで運転適性を確認します。(PCのみ操作可)
ほとんどゲームと言っていい内容ですが、解説を読むと「記憶力」や「瞬時の判断」が事故防止に大切な能力であるということが分かります。
年代や住んでいる都道府県を入力することで、全国ランキングとともに年齢別や地域別ランキングも表示されます。ちなみに筆者の総合評価はCでした。

運転適正チェック D-DOCK(JAF)

安全運転チェッカー(三井住友海上)

三井住友海上が提供している『安全運転チェッカー』では、ゲームが4つ、クイズが1つ計5つのチェックがあります。(PC、スマホ両方OK)
「速度予測」や「距離感認識」などが手軽にチェックでき、最後に得点が表示されます。一通りやってみましたが、第2弾の「ターゲットを見逃すな!!」がかなり難しいので、ゲーム好きの方もチャレンジしてみてください。

安全運転チェッカー(三井住友海上)

危険予測トレーニング(HONDA)

HONDAとJAF Mateによる「危険予測トレーニング(KYT)」。2016年4月現在、全部で43のシーンがアップされています。(PCのみ操作可)
交差点だけでなく、歩道や高速道路・山道など様々なシチュエーションがあり、「スーパーの駐車場」「路肩に雪が残る道路」「日没後の住宅街」など、かなり具体的な場面が用意されています。
アニメーションがきれいで見やすく、回答後に詳しい解説が表示されます。クルマとは逆の視点(歩行者、自転車、バイクから見た視点)も表示できるので、視覚的にも非常に分かりやすいですね。筆者もいくつかやってみましたが、アニメーションとはいえ、「あぶない!」と心の中で声を出してしまうものもありました。

危険予測トレーニング(HONDA)

危険予測能力診断 (損保ジャパン日本興亜)

損保ジャパン日本興亜が提供している『危険予測能力診断』サイトでは、「交差点直進」「T字形交差点右折」「2車線道路走行」の3つの場面が登場します。(PC、スマホ両方OK)
それぞれのシーンで、「最も注意するもの」「どんな運転をしますか?」に4択で答え、診断ボタンを押すと結果が表示。最後に総合評価の点数と簡単なアドバイスが出てきます。どれも日常でよくあるシーンなので、振り返りという意味では参考になるテストです。筆者の点数は76点でした。

危険予測能力診断 (損保ジャパン日本興亜)

3分でわかる 事故予測検定(NHK)

NHKが運営しているポータルサイト「DATA NAVI」のコンテンツの一つ。危険予測を中心とした検定サイトです。(PC、スマホ両方OK)
クルマだけでなく、歩行者目線・自転車目線など全部で6問あり、最後に検定結果が表示されます。制限時間は1問30秒。どこが危険なのか、3Dの画面を動かしながら、立体的に表示される矢印を選びます。右下のボタンを押すと「上から見た図」に切り替わるので、目の前に見えているものだけでなく、隠れている場所にも注意してみましょう。


ドライビングテクニックというと運動神経・反射神経が連想されがちですが、上記のチェックをやってみると「危険予測能力」がとても大切だということが分かりました。
「俺は大丈夫だから」と過信せず、いまいちど自分の運転技術やクセについて振り返ってみましょう。

(村中貴士+ノオト)

[ガズー編集部]