憧れのキャンピングカー! 借りて泊まれるキャンプ場

子どもの頃に憧れたキャンピングカーやトレーラーハウス。いつか手に入れたいけれど、気軽に購入できる価格でもないし、快適に過ごせるのか心配……。そんな人にオススメなのが、静岡県浜松市にある「はるの川音の郷」キャンプ場。キャンピングカーやトレーラーハウスに宿泊できるので、アウトドア好きやクルマ好きな子どもがいる家族連れに好評なんです。そこで、キャンプ場を運営するカスタムワールドハタナカの畑中貴博さんに話を聞いてみました。

キャンピングカーメーカーだからできる小まめなメンテナンスで快適

「運営会社のカスタムワールドハタナカはキャンピングカーの販売をしています。ハード面の提供のみでしたが、ソフト面での充実を図るために、2009年にキャンプ場をオープンさせました。キャンピングカーユーザーが使いやすいキャンプ場、いつかキャンピングカーを持ってみたいという方のキャンプ場でもあります。また、創業者でもある弊社現会長の生まれ故郷でもあり、地元貢献、地域の活性化などもオープンきっかけのひとつです」(畑中さん、以下同)

清流熊切川に沿った緑豊かなキャンプ場。夏季には熊切川での水遊びを楽しめる

どんな種類のキャンピングカー、トレーラーハウスに宿泊できるのでしょうか?

「キャンピングカーは欧州製の車両で比較的コンパクトな3人用タイプ。トレーラーハウスは、3人〜7人まで泊まれるタイプがあります。3人用、5人用は欧州製のトレーラーハウスです。6人用、7人用は米製トレーラーハウスになります」

キャンピングカーは、冷蔵庫、エアコン、ベッド2台を完備。小さな子どもであれば、大人2名、子ども2名の計4名でも利用可能です。一番大きい7人用のトレーラーハウスは、キッチンはもちろん、シャワー、トイレも完備した充実の機能。大人数の家族や、グループでの利用にぴったりです。

なお、共用施設にシャワーやトイレ、お風呂が完備。食事をするのに利用できる桟敷席、バーベキューセットや食材、寝具などのレンタル・販売など、手ぶらで来ても快適に過ごせるようになっています。

熊切川を望む桟敷席。食事、テント泊やイベントなどにも利用可能

気に入ったら購入も可能。キャンピングカーは200万円位〜

キャンピングカーの良いとことは、「手ぶらでアウトドアが満喫できること」と畑中さん。

「キャンピングカーは自動車を改造し、自走できるタイプのものです。テントのように、設営する時間がほとんどかかりません。冷暖房設備も付いているので、1年中快適にキャンプを楽しむことができます」

キャンピングカー、トレーラーハウスに宿泊してみて、気に入ったら購入することも可能です。

「当キャンプ場を運営する『カスタムワールドハタナカ』で購入可能です。軽自動車のキャンピングカーなら200万円位〜、大型のキャンピングカーなら1,000万円以上など、大きさ、金額は様々です。中古車もあり、予算に合わせてお選びいただけます。中古車の売れ筋金額は、200〜300万円です」

トレーラーハウスは、キャンピングカーと車内の装備にほとんど違いはありませんが、購入する際には注意が必要です。

「トレーラーハウスは、ほとんどが輸入品で大型のものは車両登録できないものもあります。エンジンがないので単独では動きません。2000ccクラス以上の車両でヒッチメンバーと呼ばれる牽引装置を装着して牽引できます。大型のものは牽引免許が必要です」

2012年からはキャンプ場内にドッグランを新設。芝を柵で囲った愛犬と泊まれるドッグランサイトもある

はるの川音の郷は、静岡・東京方面からは新東名高速道路、森掛川I.C.からクルマでおよそ40分。名古屋・大阪方面からも新東名高速道路、浜松浜北I.C.からクルマでおよそ40分と東西からアクセスしやすい環境です。宿泊料金は、キャンピングカーの場合8,640円、トレーラーハウスの場合8,640円〜16,200円(税込)。まずは気軽に試してみては?

(平野友紀子+ノオト)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road