過去最大規模に! ミチノクレトロカーズセッションVol.04

今回で第4回目となる「ミチノクレトロカーズセッション」が、6月12日(日)に宮城県のみやぎ蔵王白石スキー場駐車場で開催されました。このイベントは1988年までにデビューした車両であれば、軽自動車からスポーツカー、ミニバン、働くクルマまでなんでも参加OKというカーショーイベントです。実はこういったオールジャンルのイベントはありそうで少なく、第4回となる今回は東北地方からのみならず県外からも多くの参加者が集結し、会場のキャパシティいっぱいの400台近くが集まる一大イベントへと昇華。今回は会場に集まった参加車両の一部をご紹介いたします!

日本国内のみならず、海外からも熱視線を浴びるハコスカGT-Rも堂々参戦。第1世代の日産・スカイラインGT-Rと言えば後付けされたオーバーフェンダーがアイコンとも言えますが、ハコスカGT-Rにオーバーフェンダーが装着されたのは、2ドアに移行してからだったのです。

旧車イベントではおなじみの初代日産・フェアレディZ。こちらは1974年に追加されたロングホイールベースの4人乗りモデル「2by2」をベースに、2シーターモデルに設定されていた「Gノーズ」と呼ばれるロングノーズを合わせてあるため、かなり長く見えますね。

ハチロクは今回も多くの台数が参加していましたが、こちらは内装まで純正状態を保った貴重な一台。前期のトヨタ・AE86 パンダトレノは頭文字D効果で特に人気の高いグレードです。

80年代に一世を風靡したクレージュのホイールなどをセットし、小物類まで80年代で統一したスズキ・フロンテ。80年代に青春時代を過ごした方なら感動を覚えるレベルではないでしょうか?

通常の旧車イベントではなかなか見ることができない旧車トラックをベースとしたデコトラが集まるのもこのイベントの醍醐味。首都圏では排ガス規制の絡みで運用できないことも理由のひとつ。

なんと世界最大級の農機具メーカー、ディア&カンパニーが展開するブランド、ジョンディアのトラクターまでもが参加! 分類番号が「9」(大型特殊自動車)で始まるナンバーが付くので、クルマであることは間違いありません(笑)。

回を重ねるごとに会場に輸入車の姿も多く見かけるようになってきました。こちらのBMW・02シリーズは現行モデルのホイールを装着してアップデートしていました。

会場を盛り上げるサウンドは、山形のショップ「パワーサウンドエム」のデモカー、トヨタ・ソアラが担当。当時風の外観と最新のオーディオシステムのギャップがたまりません!

今回も多くの参加者&ギャラリーで盛り上がった同イベント。次回の開催は未定ですが、気になる方は公式Facebookページをチェックしてみては?

(小鮒康一+ノオト)

[ガズー編集部]