『真田丸』で大盛り上がりの高速道路SA!

2016年のNHK大河ドラマである『真田丸』。コミカルな人間ドラマが得意な、三谷幸喜脚本ということもあってか、視聴率も16~20%とまずまず。ドラマが盛り上がれば、当然、そのドラマの舞台にも注目が集まります。今回の『真田丸』で俄然、盛り上がっている地があります。それは、長野県上田市です。

なんといっても上田市には『真田丸』の主人公である真田信繁の真田三代発祥の地である真田地区と、真田氏の居城のひとつであった上田城があります。市内を歩けば、信号や歩道など、あちこちに真田家の家紋である「六文銭」が誇らしげに掲げられています。また、上田市は今回のドラマにあわせて大河ドラマ「真田丸」上田市推進協議会を設立(公式HPはこちら)。さらに上田城には「大河ドラマ館」を1月17日にオープン。5月下旬には入館者が30万人を突破するなど、相当な盛り上がりを見せています。

上田市の上田城址公園。真田氏の居城であり、真田と徳川が二度にわたって戦った城だ
上田城址公園内に来年1月までの限定でオープンした「大河ドラマ館」

上田市への観光が増えれば、あわせて嬉しいのが、高速道路のSA・PAです。『真田丸』の盛り上がりにあわせて、さまざまなキャンペーンやサービスが用意されています。

まず、NEXCO東日本としては6月9日(木)から9月30日(金)にかけてスマートフォンを使ったスタンプラリー「真田丸ゆかりの地を巡る旅 車で巡るスマホスタンプラリー」を実施。上信越自動車道のSAをはじめ、上田市や長野市の観光スポットなど、18カ所を巡ると、最後に横川SAでちょっとしたプレゼントをいただけるというもの。もちろん参加費は無料です。

そして、もっとも上田市に近いSAとなる東部湯の丸SAでは、上下線共に真田ゆかりのグルメが用意されています。

上信越道・東部湯の丸SA(下り)の「信州真田 幸村つわもの蕎麦御前」(1300円)
東部湯の丸SA(上り)の「真田REDトマトざるそば」(580円)

もちろんショッピングコーナーには真田グッズがずらり。自動販売機も真田のラッピングが施され、雰囲気を盛り上げます。また、下り線のSAでは、設備の入口に手作りの甲冑が飾られるほどの力の入れようです。

真田グッズが並ぶ東部湯の丸SAのショッピングコーナー
東部湯の丸SAの自動販売機にも真田のラッピングが施されている。
東部湯の丸SA(下り)の施設の入口には甲冑。なんとSA支配人の手作りとか

ちなみに、東部湯の丸SAだけでなく上信越道の松代PA(上り)や長野道の姨捨SA(下り)のショッピングコーナーにも真田グッズコーナーが用意されています。

松代PAのショッピングコーナーにも真田グッズが並ぶ。
姨捨SA(上り)の月の里 上田美味だれつけ麺」(850円)(8月末まで発売)

『真田丸』の舞台の地となった上田市だけでなく、そのアクセスの途中にある高速道路のSA/PAも同様な盛り上がり。観光に行くときは、SA/PAの様子もぜひともチェックしてみてください。

(鈴木ケンイチ/モータージャーナリスト+ノオト)

[ガズー編集部]