ニュル24時間レース観戦記 日本からの行き方&入場編
ドイツで行われたニュルブルクリンク24時間レースに初めて行ってきました。同レースはドイツ北西部にあるニュルブルクリンクで行われる年1回のビッグイベントで、世界中から多くのエントラントとファンが集まることで知られていますよね。
レースはF1も開催されたグランプリコース(1周約5km)と、長い歴史を誇る北コース(1周約20km)を組み合わせて行われますが、とにかくレイアウトが特殊。特に北コースは長く、アップダウンが激しいエキサイティングなコースで、ドライバーやファンを魅了してやみません。多くの自動車メーカーが新車開発の場にニュルを使用していることでも知られています。
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- これがニュルブルクリンクのコースレイアウト(地図左側)。左下の上下に細長いコースがグランプリコースで、最終コーナー付近で北コースと接続しています。少し見づらいですが、大小さまざまなコーナー、直線があるのがお分かりいただけると思います
私は5月26日(木)に日本を発ち、金(予選)、土~日(決勝)の3日間レースを観戦しました。詳しいレースの内容についてはすでに多くのメディアで取り上げられているので割愛。ここでは現地で見たものを、写真と共に紹介していきたいと思います。
日本出発~ニュルブルクリンク到着まで
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- フライトは26日(木)11時25分発の成田発フランクフルト行き(JAL)。到着は現地時間同日の16時30分。往復ともに大体12時間のフライトです。ちなみに日本とドイツの時差は-7時間(サマータイム)
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- フランクフルト国際空港到着後、ハーツのカウンターに行き、レンタカーをピックアップ。カウンターは英語のみですが、なんとかなります(笑)。日本の運転免許証と国際運転免許証を提示し、クレジットカードで料金を支払えば手続き終了。キーをもらい駐車場に移動します。フォードのC-MAXが旅の相棒です
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- 空港を出てすぐにアウトバーンへ。その日はホテル(ボン)に向かったため、空港からニュルまでの正確な距離は測っていませんが、いろいろな資料を見る限り大体150km、時間にして1時間半ぐらいだと思います
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- 「Nurburgring」の標識が出現、気分が高まります。アウトバーン、一般道ともに道が広く、交通量も日本ほどではないため運転はさほど難しくありません
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- ニュル手前で見た車窓。映画やアニメの世界で見たようなのどかな風景が続きます
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- プレス受付の場所となる「DOTTINGER HOTEL」。サーキットとは離れた場所にあり、このホテルの前の道を挟んだ正面にコースがあります
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- コースのすぐ近くにあるガソリンスタンド。お店の中ではミニカーやニュルに由来する書籍が多数販売されています。ニュルに行った際はぜひ足を運びたいところ
チケットを提示し場内に入場
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- ニュルブルクリンク到着。日本のサーキットのように、来場者がクルマに乗ったまま入場するゲートはありません。右手がグランプリコースのホームストレートに沿ったスタンド側ビルで、奥が1コーナー側。クルマはこの道の左手後方にある駐車場に停めました。知人のツテをたどって事前に駐車券を手に入れましたが、駐車券の手配が遅れるとサーキットからかなり離れた場所に停めることになるそうです
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- スタンド側ビル入口に到着。正面のビルの奥にグランドスタンドがあり、さらにその奥にホームストレートがあります。このビルの中には自動車メーカーの出展ブースやレストラン、グッズショップなどがあり、チケットレスで入ることができます
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- スタンド側ビルを通過し外に出ると、1コーナーのスタンドが見えてきます。スタンド入り口にはゲートがあり、ここではじめてチケットを提示します。写真のチケットは4日間の通し券で、料金は57ユーロ(約6300円)。ちなみに写真のチケットはゲートで回収され、変わりにリストバンドを手首に巻きます。レースが終わってニュルを離れるまで、このバンドは外せない(お風呂もつけたまま)ので不便かも
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- 1コーナーのスタンドに到着。右奥がスタート/フィニッシュラインで、ピットビルも見えます
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- コース下のトンネルを抜け、パドック側に移動。写真はグランプリコースの最終コーナー付近にあるトンネル。ホームストレートにはコースを横切るブリッジやトンネルがいくつかあり、自由に行き来することができます。パドックパスは不要ですが、このトンネルの手前にチケットを提示(バンドを確認)するゲートがあります
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- パドックに到着。日本のレースと同じく、チームのトラックがピット前に並びます。右奥の青いシャッターが各チームのピット。ピット前には係員がいて(まばらでしたが……)パスのチェックを行っています
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- ピットの上には出走するクルマのカーナンバーや車名、ドライバー名が掲出されています。そう、ニュルではスペースの都合からか、1つのピットを複数台(というより数台)で共有しているのです。日本のビッグレースではあまり考えられないことで、ニュルならではの光景と言えるでしょう
ニュルブルクリンクへのアクセス&入場方法、距離感などがイメージできたでしょうか? 場内の雰囲気を日本のレースに例えると、スーパーGTよりスーパー耐久に近い雰囲気。どちらのレースも参加型であることがその理由として挙げられます。
次回はいよいよ北コースとその周辺の様子を紹介するのでお楽しみに!
(ゴリ奥野+ノオト)
[ガズー編集部]
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