本格カーナビに迫る機能を搭載！Yahoo!カーナビの実力をチェック

お盆休みに帰省や旅行で長距離を走る方も多いだろう。渋滞を回避したり知らない町を走ったり、今やドライブにはカーナビによる道路案内が欠かせないが、みなさんクルマのカーナビ、地図情報が古いままになってはいないだろうか？

近年は圏央道や第二東名など、新しい高速道路も次々と開通している。しかし、カーナビの地図を更新していない場合、新しい道を使うルートは案内してくれないのだ。そこでオススメしたいのが、常に最新の地図で案内をしてくれる、スマートフォンのカーナビアプリ。その中から今回は、ヤフージャパンが提供する「Yahoo！カーナビ」をチェックする。

「Yahoo!カーナビ」は無料で利用できるカーナビアプリだ。iOS用、Android用がそれぞれ用意されており、スマートフォンやタブレット端末で利用できる。画面に表示される地図上には、コンビニなどの施設や目印がわかりやすく示されるほか、３Dでの表示にも対応している。

画面上部の入力窓に目的地を入力するだけで、簡単にルート探索が可能。おすすめルートのほか、高速有線、一般優先でのルートを案内してくれる。実際に使ってみたところ、抜け道はあまり使わずに比較的、大通りを使った道案内をしてくれる印象だった。

経路案内は非常にわかりやすく、音声ガイドも用意。曲がる交差点名も音声で伝えてくれるので、画面を注視する必要がない。高速道路の走行時には、サービスエリアやインターチェンジ名を画面上に表示してくれるほか、分岐などもわかりやすく表示する。

また、Yahoo! JAPAN ID（無料で取得可能）でログインすることにより、JARTIC（日本道路交通情報センター）の道路交通情報と、プローブ交通情報による渋滞情報を表示でき、ルート探索時にも、渋滞を回避したルートを案内してくれる。

「Yahoo!カーナビ」を使っていて便利に感じたのが、さまざまな情報を表示してくれることだ。地図上に表示させる施設アイコンを、ガソリンスタンドなら「ENEOSだけ」、コンビニエンスストアなら「セブンイレブンだけ」と絞り込んで表示させることができる。また、「おまかせ」にしておけば、地図の表示サイズに応じて表示、非表示を切り替えられるのも便利なところだ。

また、コインパーキングの表示をオンにした場合、そのパーキングに空きがあるかどうかも表示可能。その地点を選び、「周辺の駐車場を探す」を選ぶと、駐車場検索モードに入ることができ、それぞれの駐車場の駐車料金などもチェックできる。目的地周辺での駐車場探しもスムーズにできる。

さらに「Yahoo!カーナビ」ではこの8月より新たに「安全運転サポート機能」が追加された。これは一時停止のある交差点に近づいたときに、音声で知らせてくれる機能だ。同様に、踏切に近づいたときやゾーン30（時速30km制限エリア）に入ったときなども音声で教えてくれる。

また画面には、走行している場所の最高速度も表示。高速道路から有料道路に切り替わって、最高速度が変わっていることに気付かなかったというミスが防げる。これらの「安全運転サポート機能」はルート案内時以外でも有効となっており、音声案内が流れる仕様だ。

このほかにも、JAF会員優待施設が検索できる機能や、ガソリン価格の表示機能、そして、6時間先の雨雲の動きがわかる雨雲レーダーなども備えている。また、運転終了後には、運転力診断を表示。急加速や減速などの回数を計測して、運転力を診断してくれる仕組みだ。それらを元にした運転総合アドバイスを参考にすることで、より安全な運転ができるようになる。

古いカーナビを使っていて手軽に最新の地図を使いたい人は、「Yahoo!カーナビ」を使ってみるといいだろう。

iTunes「Yahoo!カーナビ」

Google Play「Yahoo!カーナビ」

（コヤマタカヒロ＋ノオト）

[ガズー編集部]