【イベントレポ】クルマを五感で体験! 東京モーターフェス(メガウェブ編)
去る10月8日(土)~10日(月)の3連休の間に東京・お台場で行われた乗り物イベント「東京モーターフェス」。最新鋭のクルマ・バイク・トラックといった乗り物を体感してほしいというメーカーと関係省庁が協力して開催されたイベントです。会場は2つに分かれており、船の科学館前の特設会場とトヨタが運営する「メガウェブ」でそれぞれ魅力的なイベントが行われていました。今回はトヨタの大型ショールーム「メガウェブ」で行われたコンテンツを紹介します!
小さなモーターショー! 日本メーカーの最新カーが展示!
メガウェブの1階に足を運ぶと日本メーカーの最新カーが展示されていました。まるで小さなモーターショーの様になっており、たくさんの人で賑わっていました。特に人だかりが多かったのは、日産ブースの2台、2017年式GT-Rです。
- 2017年式の日産・GT-R Premium edition
- ボディと足回りをNISMOが強化したGT-R Track edition engineered by nismo
自由にシートに座れるので、普段なかなか乗るどころか見かける機会も少ないクルマだけにたくさんの人が列をなして座って記念撮影をしていましたね。
反対側に振り返ってみるとピカピカしたパープルの新型NSXが鎮座していました。よくよく見てみるとフロントガラスの左上に次回の車検月を示すシールが貼られています。この写真からはわからないですが、エンジンルームに刻印しているシリアルナンバーは99番。ちなみに特設会場にあった試乗車のシリアルナンバーは100番でした。
- 新型ホンダ・NSX(シリアルナンバー#99)
NSXの隣にはトヨタのコンパクトスポーツコンセプトカー・S-FR、S-FRレーシングコンセプトが展示されていました。
- トヨタ・S-FR
- トヨタ・S-FR Racing Concept
可愛らしいデザインながら、遊び盛りの子供のような「やんちゃっぽさ」も表現していて、女性の来場者から人気を集めていました。コンセプトカーながら非常に完成度が高いので、早い市販化が期待されますね。
スバルは新型インプレッサを展示。スポーツグレードだったWRXが別車種として独立し、インプレッサのキャラクターがどうなっていくのか。インプレッサオーナー(初代STIクーペモデル)として気になっていた筆者でしたが、ミドルクラスの価格帯ながら、1ランク上のプレミアム感を提供する魅力的なクルマになっており、家族連れの人気を集めていました。
またコンセプトカーのVIZIV Future コンセプトとXVコンセプトも展示されており、VIZIV Future コンセプトは、横でVRデバイスを使った車内見学が出来ました。
- 新型インプレッサG4
ダイハツは、今年始めに幕張メッセで開催された「東京オートサロン 2016」で参考出品された「コペン セロ クーペ コンセプト」と荷室を拡大したキャビンデザイン「コペン ローブ シューティングブレーク コンセプト」を展示していました。特に筆者のお気に入りであるシューティングブレークモデルは、市販化が待ちどおしいです。
- ダイハツ・コペン セロ クーペコンセプト
- ダイハツ・ローブ シューティングブレーク コンセプト
スズキは、コンパクトSUV・ハスラーのカスタムモデル「ハスラー ラフロードスタイル」、新型イグニス、ホットコンパクトスポーツ新型アルトワークスが展示されており、10~20代の男子の人気を集めていました。ちなみに屋外会場の公道試乗エリアには、アルトワークスが用意されていましたよ。
- スズキ・ハスラー ラフロードスタイル
マツダは現行モデルの展示はなく、同社のスピリットを表現する2台のレーシングカー「787B」、「LM55 VISION GRAN TURISMO」が展示されており、様々な角度から細かく撮影している来場者がたくさんいました。
- マツダ・787B
- マツダ・ LM55 VISION GRAN TURISMO
クルマだけじゃない! オートバイも展示
- ホンダ・CBR250RR(インドネシア製・日本未導入)
- スズキ・SV650 RALLY CONCEPT
- カワサキ・Ninja H2
- ヤマハ・Resonator 125
東京モーターフェスでは、オートバイも展示されていました。
まだ日本未導入の新型250ccスポーツバイク「ホンダ・CBR250RR」。川崎重工の技術の粋を集めたスーパーバイク「Ninja H2」。スズキが提案する「カフェレーサー×オンロードラリー」というテーマで製作したカスタムモデル「SV650 RALLY CONCEPT」。ヤマハの「発動機」と「音楽」が融合した、芸術品のような美しさとスポーツ性を両立したコンセプトバイク「Resonator 125」などが展示されていました。
この中で一番注目を集めていたのはホンダのCBR250RR。このスポーツバイクはインドネシアで販売されて間もない最新モデルで、250ccモデルながら3つのエンジンモードやスロットル・バイ・ワイヤシステムを備えている、ヒット間違いなしの1台です。
筆者はオートバイの免許を持っていないのですが、このCBR250RRを見た瞬間、「バイクの免許取っちゃおうかな……」と思ってしまうほど。見る人見る人、日本での発売時期が気になっていたようですが、ホンダの担当者によると「日本での発売時期は未定」とのことでした。
最新のハイパフォーマンスカーが全力疾走「みんなのモーターショー」
普段、トヨタの新車が試乗できる「ライドオン」のテストコースは、ラジオDJでお馴染みのピストン西沢さんが主催する「みんなのモーターショー」ブースに。新型NSX、GT-R、ポルシェ・911ターボカブリオレ、AMG・GT、マクラーレン・650Sといったハイパワー車の同乗体験会が行われており、イベント開始から多くの人が列をなしていました。
夜になってピストン西沢さんがBMW・M4で8の字ドリフトパフォーマンスを見せてくれました。
その様子を映像に収めましたのでご覧ください!
無料とは思えないほど、お腹いっぱいのボリューム。憧れの名車や最新のスポーツカーを見て触れて、そして乗れるというのは、大変貴重な機会だったと思います。また来年も、これ以上にお腹いっぱいになれる東京モーターフェスが開催されることを期待しましょう!
(クリハラジュン+ノオト)
[ガズー編集部]
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