夕方の事故防止に、早めにつけよう「おもいやりライト」

ヘッドライト、点灯していますか?
最近は警察庁が事故防止のためにハイビーム走行を呼びかけて話題を集めたことも記憶に新しいヘッドライトですが、暗い夜道を照らすということ以外にも、周囲に自車の存在をアピールする役割を持っています。しかし、中には完全に暗くなるまでヘッドライトを点灯しない人や、ライトをつけ忘れてしまう人も……。それがきっかけで悲しい事故が起きてしまわないように、早めのライトオンを促す活動、それが「おもいやりライト運動」なのです。

交通事故が一番多い時間帯は夕方の16時~18時!

夕焼けで美しく輝く時間帯は、ドライバーにとって歩行者が見えづらく、歩行者にとってクルマの接近に気づけない、そんな時間帯なのです。「おもいやりライト運動」は、この夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。(おもいやりライトHPより)

動画をみていただければわかるように、ヘッドライトを点灯させるだけでクルマの存在感が大きく向上していますよね。特に最近はクルマの静粛性がアップし、中にはハイブリッド車や電気自動車など、エンジン音がしないクルマもあるだけに、早めのヘッドライト点灯は責務と言えるかもしれません。

交流会「ゆうがたカフェ」も都度開催中!

そんな「おもいやりライト運動事務局」では、おもいやりライトに賛同した方々が自由に集うことができる「ゆうがたカフェ」というイベントを年に数回、開催しています。“いい点灯”の日となった11月10日(木)にも横浜みなとみらいにある「象の鼻テラス」にて開催されました。

今回はカーライフエッセイストの吉田由美さんを招いてのトークショーや、「おもいやり発見の旅」と銘打ち、電気自動車のリーフで47都道府県を回った足立拓巳さんのプレゼンテーション、「ラウンジスイッチ」という社会のスイッチをつけるリーダー育成を目指すソーシャルアクション企画塾のプレゼンテーション、横浜発のミュージシャン“コアラモード.”のスペシャルライブなどが行われました。

吉田由美さんはこのイベント前日に行われたイタリアのスーパーカー、ブガッティ・シロンの発表会の写真を紹介し、おもいやりライト運動に絡めてLEDヘッドライトが採用されていることなどをお話してくださいました。なお、このシロン、日本円でおよそ3億円弱(240万ユーロ)だそう……!

その後、食事も提供され、あつまった方々が自由に話す交流会がにぎやかに行なわれました。「おもいやりライト運動」に賛同している仲間同士、所属や年齢、性別の垣根を飛び越えて人と人とがつながっていくのも、このイベントの醍醐味だと感じました。

おもいやりライト運動事務局では、こういったイベントを継続的に開催しているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
そして、事故防止のためにも、明日からぜひ「おもいやりライト運動」を実行しましょう!

(小鮒康一+ノオト)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road