平成初期にタイムスリップ! ハチマルミーティングレポ
旧車というカテゴリは人によって思い浮かべる年式が違うとは思いますが、平成ももう28年。平成初期のクルマだって立派な旧車になりました。
今年も、旧車の中でも80年代~90年代を中心に取り上げる雑誌「ハチマルヒーロー」誌(芸文社)が中心となっているイベント「ハチマルミーティング」が開催されました!
- 今年はそれまでの富士スピードウェイからお台場に舞台を移し開催。東北地方などに住むユーザーからは会場へのアクセスが良好になったため、多くの参加者でにぎわいを見せていました。今回は会場で見つけた気になる車種をご紹介します!
会場で見つけた気になる車種3選!
- 「おお、キレイな日産・180SXだなー」と思ってよく見てみると、ステアリングが左に……。実はこの車両、北米市場で販売されていた240SXなのです。日本仕様とは異なり、名前の通り2400ccのエンジンを搭載しているこちらのクルマは、実際にオーナーが北米で乗っていたもの。帰国の際に持ち帰ったのだとか。
- 1993年にマツダが送り出したランティス。5ドアハッチバッククーペと4ドアセダンの2つのボディが用意されていましたが、元々は全く別の車種として企画されていたというのは、よく知られているエピソードです。また上級グレードにはV6エンジンが搭載され、国内はもとより海外で特に高い評価を受けた車種でした。
- 当時はたくさん走っていたのに、気づいたら全くいなくなっていた……というのが、普通の実用車ですよね。こちらのトヨタ・コロナ(140系)もそんな車種の中のひとつ。同じコロナでも、ターボエンジンやスポーツツインカムエンジンを搭載しているグレードは稀に見ることができますが、こういった普通のグレードはかなり希少です。
懐かしい! 「なりきり西部警察」コーナーも
- また、会場では「なりきり西部警察」などのコーナーもあり、小暮課長のガゼールオープン(レプリカ)、スーパーZ(レプリカ)、サファリ(本物)などが展示。レプリカモデルも細部まで作り込まれており、本物と見まちがうクオリティ。多くのギャラリーが熱心に撮影をしている姿が印象的でした。
つい最近まで街中を走っていたのに、気づいたらめっきり見なくなってしまったこれらの車両たち。この日のお台場は、まるで平成初期にタイムスリップしたかのような風景が繰り広げられていました。来年も開催が予定されているということですので、興味のある方は公式サイトを定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。
(小鮒康一+ノオト)
[ガズー編集部]
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