ハチマルミーティング2016で出会ったクルマ好き美女たち

さる11月27日(日)、芸文社発行の雑誌「ハチマルヒーロー」の愛読者を中心に、1980~1990年代に生産された「ハチマル車」を愛する人たちのためのイベント「ハチマルミーティング2016」が開催されました。

クルマイベントの参加者は一般的に男性が多いものですが、このハチマルミーティングには女性の姿もたくさん。そこで、このイベントに参加していた女性オーナーたちにお話をうかがいました。

日本最大級の女子クルマコミュニティ「とんがりガールズ」

最初にご紹介するのは、イベント内でブース出展もしていた女性オーナーだけのクルマコミュニティ「とんがりガールズ」のみなさん。北海道から沖縄まで550人以上のメンバーがいるというコミュニティからは、女性らしいクルマ愛が伝わってきます。

日産・GT-R(のんちゃんRさん)

とんがりガールズの看板娘的存在、のんちゃんRさんの愛車は日産・GT−R(R35型)。鮮やかなピンクは、もともと赤だった車体をオールペンしたもので、思っていた以上に評判がいいとのこと。
インテリアもボディカラーと合わせてピンクにカスタマイズされていました。もともと赤だったシートとのコントラストも綺麗で、仕上がりも上々です。

マツダ・ロードスター(ほのかさん)

お次は純白のマツダ・ロードスター(NB型)に乗るほのかさん。購入から8カ月でまだまだ愛着たっぷり。もともとロードスターが好きで、この前はユーノス・ロードスター(NA型)に乗っていたそう。通勤に遊びにとほとんど毎日乗っている「手放せないパートナー」とのことです。
チェック柄にカスタマイズされたシートに、さりげない女子っぽさを発見。今回、取材させていただいた女性オーナーさんのクルマはどれも、内装がとてもキレイだったのが印象的でした。

日産・スカイライン(アグネスさん)

ご夫婦でハコスカを愛して9年というアグネスさん。ワインレッドが美しいボディは、旦那様がシャンパンゴールドからオールペンしたものだという、夫婦の愛の結晶です。
塗装を行う際には、ミニカーで1回練習してからトライしたという気合いの入りよう。現在は「完全にクルマ中心の生活」と言い、引っ越す際にも屋根付き駐車場完備を必須条件に家を探すそうです。

トヨタ・セリカ(うららさん)

お父様から引き継いだ“ダルマセリカ”を大事に乗り続けるうららさん。なんと13年もの間、不動だったクルマを現在の姿まで復活させたそう。「保存状態がよかったため、エンジンのオーバーホールは不要で、塗装も25年前に塗り直したままです」と言います。部品探しが大変ではあるものの、ハンドルから伝わってくる感覚が好きで、愛着たっぷりだそう。

クルマ好きは父親からの影響大!?

ハチマルミーティングらしい、1980年代車に乗る女性の姿もありました。たくさんの女性オーナーさんにお話をうかがって気づいたのは、みんな家族がクルマ好きで、その影響でクルマが好きになったということ。家族の後押しも受けながら、カーライフを楽しんでいるようです。

トヨタ・MR2

このブルーのMR2(AW11型)のオーナーさんは、免許を撮ってまだ3カ月。周りの影響でスポーツカー好きになり、MR2の角ばったお尻に一目惚れして手に入れたそう。「運転はまだ不安だけど、憧れのクルマを手に入れられてすごく嬉しいです!」と笑顔で語ってくれました。
「これがないと不安です!」という、クルマにちょっとだけ似合わない初心者マークも、どこか可愛らしく見えてきますね。

トヨタ・ソアラ

高校生のころにソアラ好きになって免許取得後、最初のクルマとしてGZ20型ソアラを購入。親子揃ってのクルマ好きで、お父様はスズキ・カプチーノに乗っているのだとか。素敵な親子ですね!

マツダ・サバンナRX-7(はるさん)

真っ赤なマツダ・サバンナRX-7(FC型)は、「FCのすべてがカッコいい!」と話すはるさんの初めての愛車。長く乗りたいため、なるべく無茶な乗り方はしないよう気をつけているそうで、クルマ好きのお父様がメンテナンスをしてくれることもあるとか。家族ぐるみでサポートしてもらえるのは、なんとも微笑ましいですね。

若者のクルマ離れが激しいとは言いますが、クルマ好き女子は意外にも若くてかわいくて明るい女性ばかりだったのが印象的でした。時代は「かわいい彼女を助手席に乗せる」から、「かわいい彼女が運転するスポーツカーでデートする」に変わりつつあるのかもしれません。

(文=おおしまりえ+ノオト)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road