【メーカー紹介】ブレーキ専門メーカー DIXCEL

クルマの基本と言えば「走る、曲がる、止まる」の3つ。このどれが欠けても安全に走行を楽しむことはできません。その中でも特に重要なのが「止まる」、つまりブレーキではないでしょうか。 どんなにパワーがあっても、どんなに素晴らしいサスペンションを持っていても、キチンと減速することができるブレーキが無ければ恐ろしくて運転することもままならないはず。ということで、今回はそんな重要度の高いブレーキ周りのパーツを専門に開発、販売している「DIXCEL(ディクセル)」をご紹介します!

DIXCELが設立されたのは2003年6月のこと。社名はDeceleration(減速)とExcellent(優れた、すばらしい)の二つの意味を持ち合わせた造語で、ブレーキパッドとブレーキローターを専門に開発・製造・販売を行っており、現在ではブレーキパッド1200品目、ローター2100品目と国産、輸入車を問わず幅広いラインナップを用意。「DIXCELに設定がなければ諦める」と言われるほどの規模になっています。

DIXCELの製品の特長としては、ローターのサビを極力抑える「防錆(ぼうせい)処理」や、輸入車で特にありがちなブレーキダストを抑えた「Mタイプブレーキパッド」、通常使用で2万キロ以内に設定基準値以上の摩耗が発生した場合に製品を保証する「摩耗保証制度」などが挙げられます。また、草レースやJAFライセンス不要のレースイベントまでカバーする「スカラシップ制度」で、多くのドライバーをサポートしているのも特筆すべき点でしょう。

DIXCELスカラシップ制度

最近では、旧車のブレーキパッドやローターの要望を聞くアンケートも開始しており、最新のモデルだけではなく、古いクルマのラインナップも拡充していくといいます。全国各地のイベントにも積極的に出展しており、無料でのブレーキ相談にも乗ってくれるそうです。もし、見かけたら足を運んでみてはいかがでしょうか。

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(小鮒康一+ノオト)

[ガズ―編集部]

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