女子がドライブデートで感じる男のクルマへの本音

ドライブデート、それは2人の距離がぐっと縮まるチャンスです。しかし、クルマというある種のプライベート空間ですし、運転という行為はその人の性格が露わになるもの。愛車や運転の様子によっては、相手をキュンとさせることもあれば悪い意味で驚かせてしまうこともあるでしょう。そこでドライブデートに対する「女の本音」を集めてみました。

優しい運転は必須!

まず聞こえてくるのは、運転スキルに関するモテと萎えのポイントです。

「以前付き合っていた彼は、運転がすごくソフト。急ブレーキのときなんて、手をかざして『ごめん!』と言ってくるぐらいでした。手をかざすくらいなら運転に集中しろよ、というつっこみはありますが、気遣いを感じる運転はその人の性格がにじみ出ているようで、悪い気はしませんね」(31歳・web関連)

「以前つきあっていた彼は運転中、短気になるタイプでした。そのためドライブデートで私が道案内をトチると『しっかりして!』とチクリ。居眠りするとチクリ。そんな感じで彼とのドライブは、いつもちょっとした緊張タイムでした」(28歳・経理)

他にも、「加速や減速が優しいと、安心していられる」という声はいくつも聞かれました。ハンドルを握ると変身するタイプには、女子もどう突っ込んだらいいか困りもののよう…。隣で居眠りする女性にイラつくこともあるかもしれませんが、ドライブデートはある意味、あなたへの信頼感があるからこそ実現するもの。優しい運転で素敵なデートの思い出を作りたいものです。

クルマとキャラは統一せよ!

続いてあがってきた声は、「クルマとキャラの違いに驚く」という、女性ならではの反応でした。

「付き合った彼と初めてのマイカーデート。到着したクルマが、ちょっとしたヤンキー仕様だったことにびっくりしました。ネオン管とかマフラー改造とかはなかったのですが、助手席の前は、キラキラのパーツで飾られ、ハンドルにはド派手なカバーが。さらに芳香剤の香りも強めで、『ああ、彼って本当はそういうタイプなんだな』って心の中でつぶやきました」(27歳・事務)

「いつもしっかりしている彼ですが、クルマに乗せてもらったら車内が汚い! 部屋はそんなに汚くないのに、たまにしか乗らないからか車内の掃除は適当でした。別にそれで嫌いになることはありませんが、実はズボラなのが本当の姿かなって思いますよね」(30歳・コールセンター)

綺麗な車内が好印象なのは当たり前としても、車内装飾はやはり好みが強く出る部分。そこを見せるのはある意味で、今後の相性をすり合わせているともいえるでしょう。普段のキャラクターとクルマの印象が違いすぎると女性は混乱してしまいます。

BGMは鬼門である

最後はドライブには欠かせないBGMに対して、女子が抱いた本音をご紹介します。

「以前デートした男性のクルマでは、なぜか芦田愛菜ちゃんのCDがエンドレスでかかっていたんです。びっくりして『なんで?』って聞いたら、『好きでもないし嫌いでもないし〜』と適当に流されまして、『この人って変な人なのかなぁ…』と心の中でちょっと引いたことを強く覚えています」(31歳・経理)

「付き合いたてのドライブデートのとき、車内でラジオを流していたのですが、彼も私もラジオ好きだというのがそこで判明。かなり盛り上がったことがありました。意外とラジオ好きって少ないんです!」(31歳・販売)

ドライブデートに欠かせないBGMは、選び方次第でチャンスにもピンチにもなるということがいえそうです。最近はそんな女性の“地雷”を踏まない対策として、iTunesやGooglePlay Musicなどの自動選曲型でBGMを流す人も多いよう。たしかにそれなら勝手に盛り上がってくれますから、安心して2人の時間に集中できそうですね。

女性の視点は細かい…。今回の記事を読んでそう感じた男性も多いのでは? しかし、女性は男性といるとき、常に「この人と一緒にいて大丈夫かな?」という視点であなたを知ろうとしています。それだけあなたに対して真剣なのです。無用な萎えポイントは起こさないに越したことはありません。ドライブデートの際は、ぜひ彼女たちの意見を参考にしてみてくださいね!

(おおしまりえ+ノオト)

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road