大阪らしさ満載!関西最大級のカスタマイズショー【大阪オートメッセ2017】

「大阪オートメッセ2017」が、2月10日(金)~12日(日)にかけて、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されました。3日間の来場者数は約22万4000人と、東京オートサロン(32万4000人)に迫る勢い。場内には294社、計615台のカスタマイズカーが並びました。

関西の地場で活躍するショップも

インテックス大阪は、6つのホールとカスタマイズアリーナと呼ばれるイベントステージなどで構成されています。ホールごとにチューニングカー、VIPカー、インポートカー、ワンボックス/ミニバン系などが集約されており、見たいジャンルのクルマをまとめて見られることが特徴です。

TRIALブースではTRIAL86、HKS86、BLITZロードスターなどが展示されていた

CARトップ50周年を記念したヘリテージカーコーナーでは歴史に名を残す名車がずらり

どこか懐かしい木目調パネルと丸いヘッドライトなど可愛らしい雰囲気のCRS「ウッディエース」

ホールには、全国的に知られているパーツメーカーやショップと関西の地場で活躍するショップが混在していましたが、展示されているクルマから規模の大小に関わらず同じようにクルマを愛していることがわかります。国産車だけでなく輸入車のカスタマイズカーも多数。オーディオ系ショップのブースでは、音響マシンが迫力の音で音楽を流しているシーンも見られました。

ウルトラボックス広島「アルファ オブ テキサス GT」(右)とLALA DHAGA(ラン・ターガ)が製作した「フォルクスワーゲン・ユーロバンT4」(左)

大量のスピーカーを搭載するプジョー・208。センターのウーファーボックスは回転する。子供たちも興味津々だ

映画『トラック野郎』の一番星号が!

大型のトレーラーヘッドが展示され子供が乗車できるようになっていたり軽トラックのカスタマイズカーが数多く見られたりするのは、オートメッセならではかもしれません。昨年、復活した姿を見せてくれた映画『トラック野郎一番星』の一番星号も見ることができました。

ボルボのトレーラーヘッドは、ディーラーである丸栄自動車株式会社による展示。運転手に座るため子供たちが列をなしていた

スズキ・エブリィをベースにキュートにカスタマイズしたキャルステージの「シェビートラック」と「ベルエアトラック」

映画『トラック野郎』で活躍した一番星号そのもの。レストアが施されて昨年のオートメッセでお披露目された

国内最高峰のレースでもあるスーパーGTのマシンが並ぶブースでは、エンジン始動のパフォーマンスやトークショーも行われていました。岡山国際サーキットで開催される2017年シーズンの開幕戦が近いことを感じますね。

レクサス・LC500やホンダ・NSX CONCEPT GTの開発車両、日産・GT-Rやアウディ・R8 LMSなどが一堂に会した

毎日開催!タミヤRCカーグランプリ

もうひとつオートメッセならではだと言えるのが、ホビーからグルメまで家族で楽しめるアミューズメントホールです。ここではイベント期間中、毎日「タミヤRCカーグランプリ」が開催され、多くのRCファンが駆けつけていました。また、国内各所の名物を食べられる27の屋台と3つのスイーツ店からなるフードパークは、家族で楽しみたい方にうれしいコーナーでしょう。

30代以上の人には懐かしい(?)、タミヤRCカーグランプリを毎日開催。白熱のバトルが繰り広げられていた

30ものお店が並ぶフードパークは、”くいだおれの町“大阪を象徴するよう。ご覧の通りの盛況だった

チューニングカーやVIPカー、ワンボックスカーや軽自動車など、さまざまなジャンルのクルマが一同に楽しめる大阪オートメッセ。クルマだけでなく、RCカーイベントや“くいだおれの町”大阪を象徴するような大きなフードパークもあり、子どもから大人まで幅広い人たちが楽しんでいました。来年は、2018年は2月10日(土)~12日(月・振替休日)の3連休で開催されます。関西エリアでカスタマイズカーに興味のある方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

(雪岡直樹+ノオト)

[ガズー編集部]

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