クルマ雑誌の編集部に潜入!「REVSPEED」

高級感のある表紙が目をひく「REVSPEED(レブスピード)」は、スポーツカーへの憧れを叶えて「走りを楽しもう」、「サーキットデビューしてみよう」という人に向け、忘れがちだけど忘れてはいけない大切なクルマとの“付き合い方”を丁寧に伝えていく。そんなスタイルのクルマ雑誌です。今回は、「クルマ雑誌界の『Tarzan』を目指しているんです」と言う、REVSPEED編集部の塚本さんにお話をうかがいました。

まじめにクルマ好きを追いかけて27年!

1990年創刊の「REVSPEED」は、もともとスポーツカーを愛でるために作られた雑誌でしたが、その後チューニングやドライビングテクニックなどを扱う雑誌に変化していき、現在のようなスタイルに。3人体制で発行する雑誌は、「980円(税抜き)という価格以上のお得感をきちんと感じて欲しい」という濃い内容で、車種に限定しない特集やドライビングテクニックを中心に構成されています。毎号、約2時間にもなる内容たっぷりの付録DVDは、「見応えがある」と読者からの評判も上々です。

「誌面巻頭では、お客様のニーズにあわせてショップが実際に製作したクルマを、毎号6~10台ほど紹介しています」と塚本さん。

DVDは企画会議を通したのち、制作会社と一緒に作る体制に4月より移行。ドラテクは誌面と連動させてわかりやすく見せる
DVDは企画会議を通したのち、制作会社と一緒に作る体制に4月より移行。ドラテクは誌面と連動させてわかりやすく見せる

そこには、“街中でも恥ずかしくない大人のチューニングカー”のみを掲載。派手な装飾が施されたクルマではなく、そのモデル本来のカッコよさが引き出されているクルマだけを取り上げるため、毎号探すのに苦労とおもしろさがあるといいます。

高級感のある表紙は、電車などで読んでいてもカッコよく見えるよう、大人向けに作られている
高級感のある表紙は、電車などで読んでいてもカッコよく見えるよう、大人向けに作られている

「プロショップの丁寧な施工やユーザーそれぞれに合わせたセッティングが、プレミアムな価値を持つことを伝えたくて始めた企画です。記事を通じて『チューニングってやっぱりいいな』と感じてもらえたらいいなと思いますね。また、パーツテストやチューニングカーのインプレッションもたくさん掲載していますが、評価だけでなく、有効活用術までお届けできるよう努めています」

ドライビングテクニックは「基本に忠実」がモットー!

毎号、掲載されるのが「ドライビングテクニック」のページです。スポーツドライビングを趣味として実践している人には「基本的な話が多いのでは?」と感じるかもしれませんが、あえてそうしているのだそう。

「ドライビングテクニックは、基本に忠実であることが大事で、すべてが基本の延長上にあります。レースをされる中級者の方でも、基本を忘れていることは多いですし、高度なテクニックがテーマのときも、基本のボリュームを確保するようにしています。タイムが伸び悩むのは、基本を忘れて雑な操作になっていることが原因であることも多いので、忘れがちなことを思い出して、また一歩前進してもらえればと考えています」

塚本さんの言葉からも丁寧なクルマ愛を感じることができる雑誌「REVSPEED」は、毎月26日の発売です。4月2日(日)には、筑波サーキット コース2000で毎年恒例のファンミーティングを、また4月30日(日)には富士スピードウェイ ショートコースで、気軽に参加できるドライビングアカデミーを開催するとのことで、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

■REV SPEED(レブスピード)
出版社:三栄書房
発売日:毎月26日
価格:¥980円+税
ウェブサイト:http://revspeed.jp/

■REVSPEED Meeting in筑波サーキットコース2000 
http://hypermeeting.jp/
日時:2017年4月2日(日)
場所:筑波サーキット

■REVSPEED COMMUNITY in 富士スピードウェイ ショートコース
http://revspeed.jp/2017/02/10759/
日時:2017年4月30日(日)
場所:富士スピードウェイ ショートコース

 

(おおしまりえ+ノオト)

 

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road