エスティマHV購入記その2 ~グレード&オプション選び~
こんにちは。昨年秋、5年乗った日産・セレナからエスティマハイブリッドへの買い換えで数ヶ月悩み続けたライターコヤマです。前回は、エスティマハイブリッドが欲しいと思ったきっかけや、なかなか条件に合う中古車に出会えず、思い切って新車を購入することにした決意までをお伝えしました。今回は、注文時のグレードやボディカラー、そしてメーカーオプションなどの選択についてお話をしたいと思います。
中古車価格を考えるなら黒か白?リファレンスのツートンは!?
新車購入を決めた理由は、懇意にしている自動車店で、5年乗っていたセレナの下取り額をかなり高く設定してくれたこと。それも含めて、トータルの支払い額をこちらの想定内になんとか納めてくれたことにある。とはいえ、エスティマハイブリッドは、車体価格でも400万を超えるクルマ。決して安くはない。今回こそ10年は乗り続けようと考えると、セレナのときのように中途半端にケチって途中で買い換えたくなることは防ぎたいものだ。
そこで夫婦揃って利用シーンをきちんと想像しながら、オプション選びを行った。もちろん予算には上限があるため、「できるだけ抑えつつ」となる。ここからはトヨタのエスティマハイブリッドのWebサイトにある見積もりシミュレーションを見ながら読んでいただくと、臨場感が増すかも知れない。
最初にグレードの選択を行う。5人家族で3人の子どもたちを2列目シートに座らせたい筆者宅では、ここでは選択の余地はなく、唯一8人乗りを設定する「AERAS」を選ぶ。7人乗りの快適さにも憧れるが、子どもを3列目に座らせるのは現実的ではないのだ。
次にボディカラーだ。2016年モデルのエスティマハイブリッドでは、ブラックルーフのツートーンボディカラーが用意された。パンフレットなどでもメインに使われている「ブラック×レッドマイカメタリック」は、鮮やかさとツートンカラーによる引き締まった印象が上質に両立している。このボディカラーには非常に惹かれた。
しかし、このツートンカラーは+5万4000円とちょっと高価。躊躇する部分だった。さらに、このような派手なリファレンスカラーは、そのときは人気カラーになるが、数年後には逆に古い印象を与える可能性もある。中古市場を考えるとブラックかホワイトが無難だ。今回、購入した店舗の担当者からも、「中古車で買い取る場合、ブラック、ホワイト以外のカラーは査定上マイナスになることが多い」と伺った。ここは大人しく「ブラック」を選んだ。
フリップダウンモニターを付けるのかで悩む
著者には7歳を筆頭に3人の子どもがいる。このため、車内エンタメが非常に重要だ。週末のドライブや年に数回の帰省時には、集中力が持たない子どもたちを数時間、クルマに乗せて走り続ける必要がある。
カーナビは社外品を選ぶつもりだったが、同時にフリップダウンモニターを付けるかどうかという問題は非常に大きかった。純正の12.1型後部ディスプレイは、メーカー純正のT-Connectナビのみ対応のため、社外ナビとは接続できない。すると、選択肢は社外のフリップダウンモニターになる。例えば、アルパインなら最大12型の大画面モニターを車内天井に取り付けられるのだ。
- アルパインの「リアビジョン PXH12X-R-B」。車外製を付けるならアルパインがもっともラインナップが多い
トヨタ純正のナビ&フリップダウンモニターはメーカーオプションのため、注文段階で決める必要があるという。社外ナビの場合は、クルマがディーラーに届いてからでOKだ。結局ナビは、もともと社外品にするつもりだったので、ここでは注文しなかった。また、最終的にフリップダウンモニターも選択しなかった。このあたりは、また次の機会に詳しく語りたいと思う。
このほか、ETCやサイドバイザーなど、基本となるオプションを選んだ。このサイドバイザーは、セレナのときに取り付けなかったために後悔したオプションのひとつ。基本的には窓を開けたときの“雨よけ”だが、これがあると高速走行時の風切り音なども低減すると感じている。
- ※画像はイメージ
以上の仕様で注文書を作成。セレナの車検切れまであと1ヵ月。ギリギリのところで新車注文となった。これでホッとしていたのだが、担当者 の次の言葉に驚かされた。
「納車は5ヵ月後ですね」
このとき10月。つまり、納車は3月ということだ。しかし、1ヵ月後にはセレナの車検が切れ、中古車として下取りされていく。問題はその間の4ヵ月だ。「この間の代車をお願いします」と強く担当に伝え、エスティマハイブリッドの注文は完了した。
大事な車内エンタメ「社外ナビ選び」はまた次回!
ここまでが、エスティマハイブリッドを注文するまでの、グレード・オプション選びです。次回は、3人の子どもがいる筆者宅で重要な、車内エンタメのための「社外ナビ選び」についてお伝えします。
(コヤマタカヒロ+ノオト)
[ガズー編集部]
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