JAFのロードサービスを体験!「JAFオープンキャンパス」レポ

2017年4月25日(火)にJAF東京支部で「JAFオープンキャンパス」が開催されました。こちらはJAFでも初めてのイベントで、小学生を対象に、受付指令室やロードサービスなど、JAFでの仕事を体験してもらうというもの。普段はなかなか見ることのできないJAFのオフィスやロードサービスカーに子どもたちは興味津々の様子でした。

まずは受付指令室でお仕事体験!

まずは、JAF東京支部にある一室で、コールセンターのお仕事体験。受付指令室ではどんな仕事をしているのかを聞き、実際に電話をかけて対応をします。
ちなみに、受付指令室は、関東、中部、関西、九州の4支部に分かれており、関東支部は北海道から東日本全域の1都16県を担当しているそう。
説明のあとは、いよいよコールセンターの一員になって、電話対応を体験。もちろん実際にかかってきた電話の応対ではなく、向かいに座っている子ども同士で応対をします。

こちらのマニュアルにそって応対をします。体験とはいえ、「電話が済んだあとでも、コールセンターから電話は切らない」など、実際の応対のように本格的なもの。

インカムを付けると、子どもたちは一気に真剣な表情に。お互いにコールセンターとお客様を交代して、やりとりをします。「好きな食べ物は何ですか?」「将来の夢は何ですか?」などかわいらしい質問が飛び交っていました。

コールセンターのお仕事体験のあとは、実際の指令室見学へ。本物のコミュニケーターのやりとりに、子どもたちは興奮した様子でした。

大人気の「子ども安全免許証」の発行と自転車の安全講習

受付指令室でコールセンターのお仕事体験をしたあとは、再び集合場所へ戻って、自転車の安全講習を受けます。最近では、クルマ、自転車、歩行者それぞれの接触事故も多いため、クルマからは自転車がどう見えているのか、標識は何を意味しているのかなどを、子どもたちにも分かりやすく説明をします。

そのあとは、「子ども安全免許証」の発行。交通ルールの質問に答えて、正解するとゴールドカードがもらえます。名前や生年月日も入った本格的な作りのため、ふだんのイベントでも大人気です。

ロードサービス隊員の一員に!タイヤの交換をしてみよう

自転車の安全講習が終わると、1階の駐車場へ移動して、ロードサービスの体験です。今回の体験内容は、「クルマのタイヤ交換」。2グループに分かれて、後輪のタイヤを隊員と一緒に交換します。

クルマに実際に触れる体験は、やはり子どもたちもワクワク。見たことのない工具にも興味津々の様子でした。

クルマによって推奨される空気圧は違います。適正な空気圧を知るために、ドアの開閉部分に書かれた空気圧を確認中。

クルマの適正な空気圧を確認したら、エアゲージでタイヤの空気圧をチェックし、足りなければ調整をします。

後輪部分へタイヤを移動させます。1人ずつタイヤを持ち上げてみると、「重い!」という声が。タイヤを持ち上げる機会はなかなかないですよね。意外な重さに驚いている子どもたちも多かったようです。

ナットをはめたら、ジャッキでしっかりと締めてタイヤ交換は終了です。「これでおうちのクルマもタイヤ交換できるね!」という隊員の言葉に、子どもたちは笑顔でうなずいていました。

最後はロードサービスカーをバックに集合写真。これで「JAFこどもオープンキャンパス」は終了です。

「JAFオープンキャンパス」は、今後も定期的な開催を検討しているとのこと。今回は初めての開催にも関わらず応募者が多数となり、抽選になったそうです。
今後の開催時期はまだ不明ですが、なかなかできないJAFのお仕事体験と、車両の安全も学べる機会。興味がある人は、ぜひ次回、参加してみてくださいね。

(ヤマウチ+ノオト)

[ガズー編集部]