【メーカー紹介】ルーフキャリアの老舗ブランドINNO(イノー)
スキーやスノーボードはもちろんのこと、自転車やカヌーなど、アウトドアアクティビティの時にとても便利なのがルーフキャリアですね。アタッチメントを交換することでさまざまなアイテムを積載することが可能。ルーフボックスを装着すればより多くの荷物を積載することもできるため、アクティブにレジャーを楽しむ人はもちろん、仕事でクルマを使う人にも愛用者が多いアイテムのひとつです。
ルーフキャリアブランドINNO
その中でも長い歴史を誇るブランドがINNOです。INNOのブランド名は1986年から使用されているものですが、1975年には早くもレジャー用のルーフキャリア「ルーファー」を生み出しました。それまでルーフキャリアと言えば、業務用に供される無骨なものしかありませんでしたが、この商品は実用性に加えてデザイン性も加味しており、ファッション性の高い仕上がりでした。そして翌年にはスキー専用キャリアの「ルーファースキー」が登場。ボディカラーとコーディネートできるようにと、当時としては斬新な4色のバリエーションを持っていました。
80年代に入るとクルマのデザインに変化が起こり、それまでキャリアを装着していた「雨どい」がないタイプのものが多くなってきたため、ルーフにベタ付けするタイプの「シュプール」シリーズが新たに登場。1987年に公開された映画『私をスキーに連れてって』の劇中車に同商品が使用されたことも相まって大ヒットとなりました。
「万が一」に備えて。安全性にこだわり
そんなINNOブランドのルーフキャリアの特徴はなんといってもその安全性です。自動車の開発や性能試験にも使うテストコースで200km/hレベルでの高速試験を行うほか、スラローム、急制動を中心としたテストを繰り返し、さらに悪路での各種テストも実施して走行中に脱落することがないように作られているのです。 また、自動車メーカーの新型車と同じ外部突の保安基準にも適合し、万が一の事故の際にも、キャリアが原因で被害が大きくならないように細心の注意がなされていることも注目すべきポイントでしょう。
デザイン性も含めて選べる
また、ルーフボックスに関しても最新のデザインの車両に装着しても全体のバランスを崩すことがないようにデザインされており、カラーもスタンダードなシルバーやブラックに加え鮮やかなレッドも追加されているのです(一部商品のみ)。キャリアも実用性だけではなく、デザインも含めて選ぶ時代が来ているのかもしれませんね。
(小鮒康一+ノオト)
[ガズー編集部]
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