運転好きな女性必見! おさえておきたい、ドライブ時の紫外線対策

お天気がいい日のドライブは、いつもよりさらに楽しく感じるものです。けれど、日射しが強い時期の運転は特に注意が必要。無防備に紫外線を浴びると、シミやシワといった肌トラブルの原因になってしまいます。

夏の終わりに後悔しないために、運転時の紫外線対策をおさらいしておきましょう!

日焼け止めの塗り方……それでOK?

紫外線対策といえば日焼け止め。けれど、使い方を間違えると、思わぬダメージを招いてしまいます。最近は、少量でもよく伸びるテクスチャーの商品が多いため、十分な量を塗れていないことも。説明書に記載された使用量の目安をきちんとチェックしましょう。

・顔に塗るとき
顔に日焼け止めを塗るとき、手のひらに薄く広げてから顔にのせていませんか? この方法だと、日焼け止めの多くが手のひらに残ってしまい、十分な効果を得られない可能性大。

手のひらに日焼け止めを出したら、中指と薬指の2本を使って丁寧に塗り広げていきましょう。鏡を見ながらするのが、塗り残しを防ぐコツです。シミができやすい頬骨の部分には、重ね塗りをオススメします。

・腕や脚などに塗るとき
腕や脚など広範囲なパーツに塗るときは、手のひらに出さず、容器から直塗りしましょう。まっすぐな線を引くように肌にのせ、手のひらを使ってクルクルと円を描きながら丁寧に伸ばしていきます。

汗をかいたり、触ったりすることで、日焼け止めは落ちてしまいます。2~3時間おきを目安に塗り直しましょう。

あわせて活用したいUV対策グッズ

日焼け止めとあわせて活用したいのが、アームカバーや長袖カーディガンなどのUV対策グッズ。アームカバーは、できれば指先まで覆われたものがいいですね。最近では、冷感タイプの生地を使ったものも見られます。

カーディガンは、通常の生地だと紫外線を通しやすいので、UV加工が施されたものを選びましょう。首元が大きくあいた服を着ているときは、UVカット機能つきのストールが便利です。

そのほか、紫外線から目を守るために、サングラスも上手に活用したいところ。ただし、レンズによっては運転に適さないものもあるので、販売店や製造メーカーに確認してから使用しましょう。

UVカットガラスは効果がある?

「フロントガラスのUVカット率は大体が99%だし、何もしなくても大丈夫じゃないの?」……そんなふうに思われるかもしれません。確かに最近は、UVカットガラスを採用しているクルマが多く見られます。ただし、問題はフロントドアガラスやリアガラス。意外にカット率が低くなっていることがあるので、一度チェックしてみましょう。

もしUVカット率が低い場合は、市販のUVカットフィルムを利用するのもひとつの手。遮熱タイプのものを選べば、エアコンの効率もグッとアップします。ただし、いくらドライブといっても一日中車内にいるわけではないので、日焼け止めなどの対策もしておくと安心です。

曇りや雨の日も油断は禁物!

今日は曇っているからと、紫外線対策をおろそかにするのはNG。実は、うす曇りだと晴れの日の80~90%、曇りの日で60%、雨の日でも30%の紫外線が降り注ぐことがわかっています。

さらに、雲のあいだから太陽が降り注ぐ場合は、雲からの散乱光が加わって晴れの日以上の紫外線量になることも。ドライブ中に天候が変わることもあるため、曇りや雨の日もきちんと紫外線対策をすることが大切です。

また、真夏を過ぎても油断は禁物。日焼けの原因となる紫外線「UV-B波」とは異なり、ガラスを通り抜けやすく、肌のコラーゲンに影響を与える紫外線「UV-A波」は、冬でも夏の半分くらいの量が降り注ぐといわれています。

キレイな肌を守るためにも、一年を通した紫外線対策を心がけたいですね。

(藤田幸恵+ノオト)

[ガズー編集部]

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