暑い季節どうしてる? クーラーなし旧車オーナーに対処法を聞いてみた

もう9月とはいえ、まだまだ暑い日が続きますね。こういう天気のよい日はエアコンがバッチリ効いた愛車でドライブしたい……とクルマ好きなら考えるハズ。しかし、クラシックカーにはエアコン(というかクーラー)がついていないことも多いのです。そこで今回は、そんなクーラーの付いていないクルマを愛する人たちに、暑い季節を乗り越えるコツを聞いてみました!

■自分を冷やす系

「運転するときに何度も繰り返し使える系の氷枕を車内に持ち込んで、自分を冷やしながら乗っています。脇の下や首など、効果的に冷やせば結構イケますよ! ただ、熱さましシートみたいなのは一瞬ひんやりしますが、持続しないのでオススメしません」

「冷凍庫で凍らせたスポーツドリンクを数本車内に持ち込んで、それで涼みながら水分補給もしています。尋常じゃないくらい汗がでるので、水分補給を欠かすと命にかかわります!」

クーラーがない分、自分を冷やすことを第一に考える人が多い様子。また、水分補給をこまめにしないと熱中症になるという意見も。

■クルマを温めない系

「日なたに停めておくと車内の温度がとんでもないことになるので、なるべく日かげに駐車するようにしています。運転中に信号待ちするときも、上手くビルの陰や木陰で停車できるように調整しながら運転していますよ」

「やはり車内温度を上げないことが一番なので、すべてのウインドウに断熱&UVカットのフィルムを貼っています。フロントには透過率の高いものを使っているので、車検も問題なしです!」

クーラーがついているクルマでも、炎天下に放置しておくと車内の温度はなかなか下がらないもの。クーラーがついていないクルマなら、なおさらそこがシビアというわけですね。

■パワープレイ系

「ウチのクルマにはクーラーがついてなかったので、クーラー付きの廃車から部品を一式剥ぎ取って移植しました!」

「古いクルマでクーラーを追加できなかったので、エンジンごと最近のクルマのものを移植しました!」

「夏は暑いのでセカンドカーを買いました!」

「夏は乗りません!」

お、おう。それは果たして解決しているのか? 対策と言えるのか? 疑問符が付く意見もチラホラ……。しかし皆さん、暑い時期でも愛車とドライブをするために試行錯誤しているんですね! でも、最近の夏は本当に危険な暑さになることもあります。最後の方のように、時には乗らない勇気というのも必要なのかもしれません。

(小鮒康一+ノオト)

[ガズー編集部]