ドライブスルー窓口・ATMに移動店舗? クルマ社会に優しいOKB大垣共立銀行のサービスとは
岐阜県に本店を置くOKB大垣共立銀行には、他の銀行にはないドライブスルー窓口・ATMや移動店舗などのサービスが展開されています。都会で暮らしていると各所にあって当然なATMサービスですが外出時にはクルマが必要な地方都市ならではの悩みから生まれたというサービスなのだそうです。OKB大垣共立銀行 広報部に、どういったサービスなのか、お話を伺いました。
Q. ドライブスルーATMを始めた経緯とは?
「クルマに乗ったまま利用できるドライブスルーATMは、岐阜県羽島市にある羽島支店から始まりました。現在では、愛知県の長久手市や豊橋市内の店舗にも設置しています。長久手市のドライブスルーながくて出張所は、自動車を利用する頻度や地域特性に合わせ、ATMだけでなく窓口もご利用いただけるドライブスルー店舗となっています。
主な交通手段がクルマ中心という地域特性にあわせた画期的なサービスですね!
Q. ドライブスルーでATM利用って、駐車するのが難しくないですか?
「ドライブスルーATMは、昇降・幅寄せ機能を搭載。車高や停車位置に合わせて、運転席窓側にATMが移動するようになっています。また、通帳やキャッシュカードがなくても、手のひらだけで取引できる『手のひら認証ATM“ピピット”』が搭載されているので、入出金やお振込みなどが手のひらだけでご利用いただけます」
Q. ドライブスルー窓口ではどんなサービスが提供されているんですか?
「ドライブスルー窓口では、お引出し・お預入れ・両替・口座開設など、通常の店舗とほぼ同様のサービスがご利用いただけます。また、お客様の伝票記入やタッチパネル操作が不要な「記入レス」「印鑑レス」の窓口(サインオンリー取扱窓口)で、窓口の行員がお客様の希望される取引内容をお伺いしながら申込書や伝票などを作成します。お客様は印刷された取引内容を確認し、“ご署名”いただくだけでお取引いただけるので、クルマから降りることなくお手続きいただけます」
銀行で手続きする際に、負担になりがちな書類への記入も必要なく、サインのみでサービスが受けられるのはうれしいですね。ATMも、手のひら認証を利用すればお手軽度がアップ!お年寄りにも優しいサービスですね。便利に使ってもらうためにいろいろ工夫されていることがわかりました。
Q. ほかにも、クルマで各地を回る移動店舗があると聞いていますが?
「窓口・ATMを搭載した移動店舗『OKBスーパーひだ1号』は、“お客様に銀行が寄り添う”ことをコンセプトに始まりました。こちらは、岐阜県飛騨地区の山間部などで巡回営業しています。平成28年12月には“どこへでも行く”移動店舗『OKBスーパーフロンティア号』も運行を開始しました。
他にも、新潟中越地震や福岡県西方沖地震などの大きな地震災害をきっかけに、災害時に被災地の方の生活をサポートするために、衛星通信を利用したATMなどを搭載した生活応援移動プラザ『OKBレスキュー号』も導入しました」
山間部で遠い銀行に行くのは、時間も手間もかかって大変。こうして銀行から来てくれるのは、とても画期的でありがたいサービスですね。
Q. 移動店舗では、どんなサービスが受けられますか?
「移動店舗『OKBスーパーひだ1号』と『OKBスーパーフロンティア号』では、通常の窓口とほぼ同様に、預金・為替・ローン・公共料金や各種届出などがご利用いただけます。また、『OKBレスキュー号』は、平時には『OKBマネープラン1号』としてイベント会場などに出張し、手のひら認証のご登録、住宅ローンや資産運用などのご相談を承っています」
- 写真上:OKBレスキュー号 写真左下:OKBスーパーひだ1号 写真右下:OKBスーパーフロンティア号
Q. 利用されたお客様からは、どんな声が寄せられていますか?
「ドライブスルーATMやドライブスルー窓口については、雨の日にお子様と一緒にご来店されたお客様や急いでいるお客様から、クルマから降りずに利用できるのでうれしいというお声をいただいています。移動店舗においても、定期的な巡回営業をしているため、銀行が近くに来てもらえるので便利だと好評です」
今回お話を伺って気付いたのは、利用者の立場や目線に立っているからこそ生まれたサービスばかりなので、信頼感を持って安心して利用できるという点。様々なサービスを生み出すOKB大垣共立銀行のように、利用者目線に立ったサービスが増えることで、私たちの生活もより豊かなものになるのではないでしょうか。
(yuika+ノオト)
[ガズー編集部]
取材協力
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