【道-1グランプリ】全国から選りすぐられた「道の駅グルメNo.1」が決定!

全国に1100以上ある「道の駅」から、「道の駅グルメNo.1」を決定するイベントが開催されました。それが昨年から行われている『道-1グランプリ』です。今年は10月28日(土)~29日(日)にかけて実施され、全国1117の道の駅から、書類審査などの予選を通過した28駅が、桐生市運動公園(群馬県桐生市)に集結しました。

台風22号が迫る中の天候だったものの、28日(土)は無事に開催され、イベント開始とともに多くの道の駅ファン、ご当地グルメファンが集まりました。昨年No.1に輝いた「道の駅もてぎ(栃木県茂木町)」の「もてぎのゆず塩ら~めん」や、見た目のインパクトがすごい「道の駅おおとう桜街道(福岡県大任町)」の「石炭ソフトクリーム」、バーガーグランプリで日本一を獲得したこともある「道の駅うずしお(兵庫県南あわじ市)」の「あわじ島オニオンビーフバーガー」などは人気で、商品を求める長い列ができていました。

「道-1グランプリ」実行委員会の運営担当者によると、予選はメニューのオリジナリティ、地元食材の使用の有無、見た目のインパクト、「道-1グランプリ」出場に対する熱意など考慮して決められるとのこと。地元を活性化させるのに大きく貢献する「道の駅」だからこそ、地元意識や地元食材へのこだわりが重要な要素となるようです。

グランプリの決定は、参加者の投票で決まります。会場内で使用できる金券1000円分につき1枚の投票券がつき、それで投票する仕組みです。どのメニューも500円以下程度の値段に設定され(多くの種類を食べられるようにミニサイズ)、その投票数を競う予定でした。しかし29日(日)はあいにく台風が接近してきたことで大会自体が中止に。その結果、28日(土)分の投票数でグランプリが決定することになりました。

栄えあるグランプリは!?

台風のため1日分の投票となってしまいましたが、「2017年道の駅グルメNo.1」に輝いたのは、「道の駅もてぎ」の「もてぎのゆず塩ら~めん」。なんと昨年に続く、2連覇となりました!

「道の駅もてぎ(栃木県茂木町)」で「もてぎのゆず塩ら~めん」を提供する十石屋(じゅうこくや)の北上店長は、「正直ほっとしています。2連覇を目指すプレッシャーも大きかったです。地元のゆずを使った塩味のラーメンを、さらにいろいろな方に知っていただければ!」と喜びを語ってくれました。

第2位には「道の駅おおた(群馬県太田市)」の「上州もつ煮ぼと」、第3位は「道の駅うずしお(兵庫県南あわじ市)」の「あわじ島オニオンビーフバーガー」に決定しました。またスイーツ部門では、評判通りに「道の駅おおとう桜街道(福岡県大任町)」の「石炭ソフトクリーム」がグランプリに輝いています。

<グランプリ>

もてぎのゆず塩ら~めん(道の駅もてぎ・栃木県茂木町)
もてぎのゆず塩ら~めん(道の駅もてぎ・栃木県茂木町)

<第2位>

上州もつ煮ぼと(道の駅おおた・群馬県太田市)
上州もつ煮ぼと(道の駅おおた・群馬県太田市)

<第3位>

あわじ島オニオンビーフバーガー(道の駅うずしお・兵庫県南あわじ市)
あわじ島オニオンビーフバーガー(道の駅うずしお・兵庫県南あわじ市)

<スイーツ部門グランプリ>

石炭ソフトクリーム(道の駅おおとう桜街道・福岡県大任町)
石炭ソフトクリーム(道の駅おおとう桜街道・福岡県大任町)

「道の駅」へご当地グルメを探しに行こう!

「道-1グランプリ」実行委員会の運営担当者は、「道の駅は全国に1100駅以上あり、おいしい物がたくさんあります。地域活性化や観光客の誘致など、道の駅のみなさんとともに進めていけたらと思って、この『道-1グランプリ』を開催しました。今年でまだ2回目ですが、これからもっと多くの道の駅のみなさんに参加してもらい、イベントを盛り上げて道の駅のみなさまに還元していければと思っています」とコメントしてくれました。

ドライブをしている途中で「道の駅」を見つけたら、ぜひ立ち寄ってご当地グルメをチェックしてみてください。地元の食材を使ったおいしいものを食べれば、きっとドライブがもっと楽しくなりますよ! 今度の休日は、ご当地グルメを探しにドライブに出かけてみてはいかがでしょうか?

(取材・文:雪岡直樹、写真:雪岡直樹、道-1グランプリ実行委員会、編集:木谷宗義+ノオト)

[ガズー編集部]